種類豊富なスタイリング剤の特徴や使い方をまとめました。髪型や髪質によって上手に使い分けたいものですね。
ヘアウォーター
ヘアウォーター液体を、髪に霧状に噴射して用いる。髪を固めるという作用は僅かしか無く、寝癖を直す、髪に艶を与える、後に使う整髪料に対する下地といった目的で使用する。
種類豊富なスタイリング剤の特徴や使い方をまとめました。髪型や髪質によって上手に使い分けたいものですね。
ヘアウォーター液体を、髪に霧状に噴射して用いる。髪を固めるという作用は僅かしか無く、寝癖を直す、髪に艶を与える、後に使う整髪料に対する下地といった目的で使用する。
ヘアスプレー液状樹脂をガスの力で髪に噴射し、髪の乱れを防ぐ。主に仕上げ用。
ヘアスプレーは、整髪成分やオイル成分をアルコールに溶解した原液を噴射剤と一緒にエアゾール容器に充填したエアゾール製品であり、細かい霧状に噴射させる機構をもつ整髪剤である。髪の表面に噴霧して髪型をしっかりと保持する機能のみならず、現在では手ぐしでヘアスタイルを形成する目的や光沢や手触りを改善する目的で使用されるものも開発され、「ハードタイプ」、「アレンジタイプ」、「グロスタイプ」に分類される。
ヘアオイル(髪油)
油を主成分としたもの。
最近では仕上がり感や手触りの良さから、シリコーンを主成分とした製品が増加している。これらのヘアオイルは高分子シリコーンを揮発性溶剤(イソパラフィン、低分子シリコーン)に溶解したものであり、溶剤が蒸散すると高分子シリコーンが均一な皮膜を形成して、植物油では得られない滑らかさと手触りを付与する効果があることから「洗い流さないトリートメント」として使用が増加している。
ヘアクリーム頭髪に油分を与えて、枝毛、切毛、裂毛の予防、または改善する効果と、頭髪に艶を与え、整えやすくする効果がある。養毛作用を持たせた、頭皮に擦り込んで使用する物もある。
ヘアワックス
ヘアーワックス油性・クリーム状のもの。他の整髪料と比べ、性質の異なる種々のタイプの製品が存在する為、一概に整髪料としての特性は表せない。整髪力や固定力の強いものから弱いもの、艶を付けるものや乾いた仕上がりになるものまで種類は豊富。
ヘアフォーム (ムース)整髪成分を泡状にしたもの。シリコンにより髪に艶を与える、固定力のない物もある。
ムースとも呼称される。但し日本国内において化粧品/整髪料における“ムース”は資生堂の登録商標(第1315853号)である為、一般的な商品名としては“フォーム”が使われる。