暑い日は危険!<毛穴づまり>を解消して頭皮をイキイキさせる方法!

頭皮は汚れが溜まりやすい場所。ヘアケアで「毛穴づまり」を解消すれば、トラブルを回避するだけではなく美髪を育む事が出来ます。

頭皮の皮脂腺はTゾーンの3倍 (7802)

頭皮の毛穴も通常のシャンプーだけでは毛穴づまりを起こしてしまいます。頭皮は髪に覆われて見えませんが、Tゾーン以上に毛穴づまりを起こしている方が沢山います。
毛根にある毛母細胞で生成された髪は毛穴を通って頭皮から伸びていきます。この毛穴と頭皮が皮脂などによって塞がれたり不衛生になると非常におおきなダメージです。 毛根には髪を育てる新鮮な酸素と十分な栄養素を含んだ血液が必要で、頭皮や毛穴はその恩恵を受けるための衛生的な環境を整えてやることが大切です。

薄毛や細毛を促進する頭皮の毛穴づまり

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頭皮の毛穴づまりはほっておくと、「ベタつき」や「かゆみ」といったトラブル以外にも髪の成長に影響を与え、薄毛や抜け毛といった深刻な悩みにもつながります。

髪は毛穴の奥にある毛母細胞で作られますが、毛母細胞があるのは皮膚表面から4~5mmの深さ。皮脂はそれよりも上にある皮脂腺から分泌されるので、古い皮脂を取り除いてあげないと髪が伸びる道を塞いでしまい、髪の成長を妨げてしまうのです。

皮脂による恩恵と悪影響

そもそも皮脂は皮膚の乾燥や外部の刺激から保護するために分泌される物質です。薄毛体質の場合は、男性ホルモンの過剰分泌によって保護を超えて悪影響を及ぼしているということです。それを証拠に女性の多くには皮脂不足によって逆の悩みである「乾燥肌」という現象が起こり、保湿液等のCMが毎日のようにTVで流れています。

頭皮の毛穴をケアすれば髪にツヤが出る

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頭皮の毛穴づまりを解消する事で髪のツヤがアップするケースも多いです。髪のツヤは毛穴から分泌される皮脂が髪をコーティングする事で保たれていますが、毛穴が詰まっていると新しい皮脂を分泌することが出来ず髪はパサついていきます。

マッサージは健康な頭皮をつくる大切なもの

正しい方法で頭皮のマッサージをすれば、血行がよくなり、頭皮の隅々まで栄養がいきわたります。これによって、髪の根元までしっかりと栄養を届けてくれるので、マッサージを行うことは、髪を健やかで美しくする効果にもなるのです。

自宅で簡単にできる頭皮マッサージ

毎日のシャンプーのときにマッサージをするのもよいのですが、仕事で一息つきたいときや、家でテレビを見ているときなど、日常生活のほんの少しの時間の中に、少しだけマッサージを取り入れてみるのもおすすめです。
頭皮は敏感です。まずは、軽く触れるように頭皮と指を密着させます。体温を感じてから、徐々に指先だけではなく、体全体で押すようにしましょう。

「頭皮タッチ」マッサージ

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1)4本の指を軽くそろえ、首の後ろの付け根にあてる。まっすぐ上に向かって1・2・3と押す。

2)耳の下のくぼみに中指を合わせ、4本の指でゆっくり中心に向けて、1・2・3と回す。

3)1と2で血液の流れを引き上げたら、次は頭皮全体をケア。最初は頭皮を垂直に引きあげながら、2回目は頭皮を回しながら行います。頭皮を回すときは、回した後に矢印の方向に持ち上げるようにします。

4)両手のひらで頭をやさしく包み、中心(頭頂部)に寄せるように頭皮を動かします。

5)最後に大きく息を吐きながら、指を軽く閉じ、頭全体を包んだ手を下ろします。頭頂部まで引き上げた血液を、頭から下の静脈に下げるイメージで。

マッサージにひと工夫

マッサージをするときに力を入れすぎることは禁物ですが、とはいえ、普段はあまり力を入れない指先に力を入れる頭皮マッサージを続けるのは、なかなか大変、という方も多いのではないでしょうか。指の腹にうまく力が入らないせいで、ついつい爪を立ててしまうという方も多いようです。
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そんなときは、ヘアブラシを使ってみるのもよいでしょう。細いクシは刺激が強く、頭皮に負担がかかってしまうので、必ず面の広いヘアブラシを選ぶようにしましょう。プラスチックのものよりも、クッション性の高い木製のヘアブラシがおすすめです。また、最近では頭皮をマッサージする器具が色々販売されてますので、そういったものを試してみるのもよいでしょう。

シャンプーの知識と選び方の注意

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最近は洗浄力が高い謳い文句のシャンプーが多数ありますが、基本的には中性・弱酸性成分のシャンプーを使ってください。主に汚れは酸化成分なので洗浄力の高いアルカリ性のシャンプーや石鹸シャンプーを「育毛シャンプー」と表現して販売している場合がありますが、シャンプーには発毛効果は一切ありません。髪にやさしく泡切れがいい界面活性剤の入っていないものを選びましょう。

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