落ち込まないで、癒されて イランイラン

アロマはアラビアやヨーロッパ等で昔から行われている伝統医学。成分は天然由来で安心。リラックス効果のあるアロマもあり、リラクゼーションの代名詞でもあるかと思います。そんなアロマ、中でも「東方の王冠」といわれるイランイランには毛髪にもよい働きをしてくれるそうです。

イランイランとは?

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イランイランという語はタガログ語 (ilang-ilang) に由来し、「花の中の花」という意味である。
名だたるブランドの香水の原料にもよく利用されるイランイラン。エキゾチックな甘さがあり、記憶にも残りやすい香りが特徴です。
南国の花らしい濃厚な甘さを感じさせる香り「イランイラン」
イランイランは学名を「Cananga odorata」と言い、バンレイシ科の植物です。熱帯地方に分布するバンレイシ科は日本ではあまり馴染みがないですが、大きな果実を付ける南国独特の植物です。フィリピンのタガログ語で「花の中の花」という意味を持ち、黄や白、紫、ピンクの色をした曲線が美しい形の花を一年中咲かせます。
フィリピンのほか、マダガスカルやタヒチなど南国で生産されており、イランイランの精油は花から水蒸気蒸留法で抽出します。黄色い花から取れる精油が最高の香りとされています
甘い濃厚な香りは、リラックス作用や催渓があると言われており、性的感情を盛り上げる効果が期待できます。インドネシアでは、結婚式など幸せな場面に良く使われており、また、新婚夫婦のベットに花をまく習慣があるそうです
ヒトデのような風貌からは凡そ察しが尽きませんが、香りは芳醇で古くからとても需要も広く愛されている花のようです。心や身体への効能はどういったものでしょうか。

心や身体への効果・効能

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心には鎮静と興奮のバランスをとる作用があります。心を落ち着かせリラックスするとともに、精神を高揚させ、楽しさや喜びの感情をもたらします。自信を取り戻すことを促してくれるので、イライラや落ち着きのなさが和らぎます。女性的なエネルギーを高めてくれる性質もあります。
ホルモンのバランスを整える作用があるので、生殖器系の障害に有効です。月経による痛みを緩和したり、月経不順や更年期障害の改善にも効果を発揮します。インポテンツや冷感症といった性的障害にも使用されます。また、鎮静作用があるため、過呼吸や頻拍(過度に早い心拍)を抑制したり、高血圧の改善にも有効です。
効能は、ホルモン分泌を調整し、不安やうつ症状を緩和、更に、皮膚の分泌を整える働きも持っており、乾燥肌や油性肌の方、頭皮の分泌も整え、抜け毛予防や美容にも使用されている。
さまざまな効果が期待できるようですね♪
なんと頭皮や抜け毛予防など髪の毛にも効果があるのだとか!
それでは、どのように取り入れてくのか見てみましょう♪♪

イランイランの使用例

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手作りシャンプー
材料
無香料弱酸性シャンプー ……… 200ml
精油 ……… 15〜20滴
■作り方
シャンプー200mlに対して、精油を15〜20滴加えます。
敏感肌の方やお肌の弱い方は、少しのエッセンシャルオイルでも、刺激を感じることがあります。そんな場合には、キャリアオイルや牛乳、スキムミルク、蜂蜜、お酒などをプラスして、
お肌に優しいアロマバスを作ることができます♪
■ 用意するもの
キャリアオイル   5ml
牛乳、スキムミルク 30ml
ハチミツ      10ml
日本酒、ワイン、ウォッカなどお酒 30ml

■ バスオイルの作り方
上の基材のうち、お好きなモノをひとつ選び
精油を1~5滴程度一緒に混ぜて、バスタブに入れます。

アロマのヘアトニック

精製水に好みの精油を数滴加えたものを、スプレーボトルに入れておきます。(精製水100mLに対して精油を合計6滴程度)シャンプー後タオルドライした後や朝のスタイリング前に、ヘアトニック代わりにアロマのヘアトニックをつけます。

アロマ自身に頭皮や毛髪への効果があるうえ、
香りでストレスを癒すことも出来るのですね♪
ストレスを解消することは、髪へも良いとされていますので
素晴らしい相乗効果を得ることができるかもしれません。

最後に注意点

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精油のお取り扱い上の注意
1.原液を直接肌に塗ったり、飲んだりしないようにしましょう。
2.目に入らないように注意しましょう。
3.精油は引火する可能性があるので、台所などの火気まわりでの使用には十分注意しましょう。
4.高温多湿を嫌うため、キャップをしっかりしめて、冷暗所に保管しましょう。
5.お子様やペットの手の届かない場所に保管しましょう。
6.精油に似た外見の合成オイルと混同しないように注意しましょう。
アロマテラピーで使用する精油とは、植物から抽出されたものであり、合成のアロマオイルとは異なるものです。合成のアロマオイルやポプリオイルは、アロマテラピーで利用する精油としては用いることができません。

アロマテラピーは正しく行えば、特に危険なものではありません。従って、どなたでも、快適と感じる範囲で楽しむことが可能です。しかし、妊産婦やお年寄り、その他敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともありますので、不快感や異変を感じるときは使用を中止しましょう。使用が不安な場合は、専門知識のある人に相談しましょう。

アロマは医薬品ではありませんが、過去にも現在にも薬剤代わりとして使用されてきた経歴があります。ひとつひとつで効果も違えば刺激性なども異なりますので、一種類ずつ使用方法を調べたうえで楽しく取り入れていきましょう♪♪

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