ビオチンが不足するとハゲる?白髪が増える?髪が痩せる?

健康な髪や爪に必要な栄養素“ビオチン”ってしっていますか?意識的にとることで美容効果も高い栄養素なんです。

ビオチンっていったい何?

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ビオチンは、1935年にオランダのケーグルによって卵黄の中から発見され、『ビタミンH』『ビタミンB7』とも呼ばれています。
ビオチンは血液をスムーズに循環させる力を持っていますが、美肌という観点で重要な効力は皮膚の機能を正常に保ってくれるということ。
皮膚の炎症を抑えてくれたり、コラーゲンの生成にも関わっており、皮膚が再生する力を高めたりもしてくれます。
ビオチンはもともと体内に存在する栄養素です。副作用は出にくく、安全性も高いとされています。仮に摂りすぎたとしても、水溶性の物質なので体の中に長くとどまることなく排出されます。

ビオチンは特定の病気に対する治療に使われることがあり、その場合は大量投与するケースもあるそうですが、過剰摂取による健康被害はこれまで報告されていません。

ビオチンがアミノ酸とコラーゲンを作る助けになる。

ビオチンはビタミンB7と呼ばれ、アミノ酸やコラーゲンを作る過程に携わり、 皮膚や髪の健康を維持してくれるビタミンです。髪の毛というのはケラチンと 呼ばれるたんぱく質によってできています。

ケラチンは18種のアミノ酸によって構成されているため、髪の毛を作るのにアミノ酸は必須です。
またケラチンを構成するアミノ酸の一つ、プロリンはコラーゲンの構成成分になっています。
特に髪の毛のツヤツヤ感や太さのもととなり、不足すると髪が弱々しくなり丈夫で 健康な髪が育ちにくくなるので、育毛にコラーゲンは必須といえます。

そのためビオチンはアミノ酸の代謝を促し、コラーゲンの生成を助けるので 育毛には持ってこいの栄養素なのです。
しかし、水溶性で多く摂ってもすぐに体外に排出されてしまうので数回に分けて摂取することが理想です。
またビオチンは皮膚を健康に保つ役割も持っているので、髪の毛に栄養を運ぶ頭皮も健康に保ち、育毛の効率を良くしてくれのです。

ビオチンが不足するとどうなる?

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ビオチンが不足するとツメが割れやすくなったり、湿疹ができやすくなったり、寝付きが悪くなってしまったりします。
逆にビオチンを摂ることでハリのある弾力肌を、てっとり早く手に入れられたりもします。
酵素の働きを助けてくれる補酵素としての役割もあるビオチンは糖の代謝も促してくれます。したがって、肌コゲ防止にも効果があると言えるでしょう。
健康上のトラブル

結膜炎
筋肉痛
寝つきが悪くなる
疲労感・脱力感
ストレスの増加
食欲不振
ビオチンが足りないと、代謝に影響が出たり、神経に影響が出たリします。

そのせいで、筋肉痛や睡眠不足、疲れやすいなど、エネルギー切れが原因でおこるトラブルが発生しやすくなります。

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爪が割れやすくなる
ニキビや肌荒れが出来やすくなる
白髪が増える
毛髪が細くなり弱くなる、抜け毛になる
吹き出物が増える
新しい健康な細胞を作るのにビオチンが必要なため、欠乏症になると主に皮膚、髪、爪の美しさが損なわれる事になります。
上記のように、ビオチンが不足すると健康面でも美容面でも悪影響が出てしまいます。

ビオチンは髪にどんな影響を与えてくれるの?

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例えば肌のターンオーバーを正常にする効果、これは正常になることで、肌を柔らかくみずみずしく保ったり、肌のバリア機能を丈夫にしてトラブル知らずにしたり、シミになりそうな細胞をいち早く皮膚から追い出したりする効果が期待できます。

肌や髪、爪を作り出すもとになるケラチンを作る時に必要になるコラーゲンも作られやすくする効果があります。さらにアミノ酸の代謝も促進します。

その結果、ビオチンが充分に体内にある人は、太くつやのある髪になったり、ハリのあるお肌になったりします。

丈夫な爪が生えてくるようになり、健康な肌が作られトラブルが減ります。髪も同じように太く元気なものが生えてくるようになります。
ビオチンを意識的に摂取することにより、丈夫で健康な髪が生えてきます。

逆に不足すると抜け毛が増えたり、細くなったり、白髪が増えたりするようです。

ではビオチンは何を意識的に摂取すればいいのでしょうか。

ビオチンが豊富な食材ってなにがあるの?

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ビオチンが豊富なきな粉とくるみ。

一緒に食べれる“くるみきなこ”というお菓子もいろんなメーカーから出ているようです。

食べ合わせもいいんですね。

サプリンメントの他、くるみやレバー、牡蠣やきなこといった食材にビオチンが豊富に含まれています。くるみの場合約120g、牛レバーでは約45g、大きめの牡蠣なら6個食べれば、一日の理想摂取量をクリア出来ます。その他イワシや落花生、卵黄などにも含まれているるので、肌を綺麗にしたい時はこういった食材を意識的に取り入れてみることをおすすめします。

過剰症の心配もなく、確かな効果が期待出来るビオチン。ビオチンが豊富な食材を頭に入れておけば、美肌生活に一役買ってくれるのではないでしょうか。

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落花生
100gでビオチン81.0μg

15粒(10g)の場合
ビオチン8.1μg
カロリー58kcal

アーモンド
100gでビオチン32.9μg

10粒(10g)の場合
ビオチン3.3μg
カロリー61kcal

くるみ
100gでビオチン15.5μg

5かけ(30g)の場合
ビオチン4.7μg
カロリー202kcal

いりごま
100gでビオチン11.4μg

小さじ1(2.4g)の場合
ビオチン0.3μg
カロリー14kcal

大豆(乾)
100gでビオチン21.9μg

1/5カップ(30g)の場合
ビオチン3.0μg
カロリー125kcal

納豆
100gでビオチン13.1μg

1パック(40g)の場合
ビオチン5.2μg
カロリー80kcal

鶏レバーや豚レバー、鶏卵などもビオチン含有量が高いです。

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