冬の頭皮ケアのコツ!その原因はシャンプーの種類や洗い方かも

冬は気温も下がり、空気も乾燥しています。頭皮の毛穴の汚れも乾燥しフケとなって肩に落ちてきます。乾燥を防いで、潤いがある髪の毛にするためには、シャンプーを変えてみることもいいです。正しい洗い方についても紹介します。

洗い方が間違っているかも

 (39749)
爪で強くゴシゴシと洗うと、頭皮を傷つけてしまいます。
実は、夏よりも冬の方が頭皮の皮脂の量が多いって知ってましたか?

不潔な頭皮ではかゆみを覚えて当然です。暑くてたくさん汗をかく夏場はもちろん、冬も気を抜かずにちゃんと頭皮の汚れを取ってあげなければいけません。

シャンプーする際はしっかりと泡立たせて、指の腹で頭皮をほぐすように、マッサージするように優しく洗いましょう。

美容院でシャンプーしてもらうのってすごく気持ちよくないですか?

ちゃんと指の腹で洗ってくれるのでとっても気持ちが良く、洗ってもらった後サッパリしますよね?

イメージとしては美容師さんの洗い方を意識しましょう。

間違った洗い方をしていると、髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
それがフケなどの髪のトラブルの原因になっている場合もあります。
間違った洗い方は、頭皮の毛穴の汚れが残ってしまいます。
髪のトラブルに悩んでいるのであれば、一度洗い方を見直してみるのもおすすめです。
洗い方としては、手で泡を立ててから、髪にのせるようにしましょう。
シャンプーは成分の強いものもあります。

皮脂のとり過ぎは頭皮トラブルのもと!

皮脂の汚れをすべて落とせば、髪のトラブルが解決するわけではありません。
すべて落としてしまえば、皮脂が過剰に分泌されてしまい、髪のトラブルが更に悪化してしまいます。

 (39754)

「頭皮を清潔にすること=汚れや皮脂をしっかりとること」だと勘違いしていませんか?

そもそも、皮脂は悪いものではありません。皮脂とはがれた角質が混ざり合って皮脂膜をつくり、そこにいくらかの常在菌が棲んでいるのが、健康な頭皮本来のあるべき姿。皮脂膜は、皮膚に潤いを与えると同時に、外部からの物理的刺激や化学的刺激の侵入も防いでいるのです(バリア機能)。

それなのに、洗浄力の強いシャンプーで、しかも頭皮に爪をたててゴシゴシと洗ってしまったら必要な皮脂までとりすぎてしまいます。その結果、頭皮のバリア機能が低下し、かゆみ(炎症)が起きたり、角質(フケ)がたくさんはがれてフケが出たりしてしまうのです。

 (39751)
皮脂の役割は頭皮を保護することです。
皮脂と汗が混ざり合うことによって、皮膚の表面に薄い膜を作り、バリアとなって頭皮や髪を守ってくれるのです。紫外線などからも守ってくれます。
頭皮の皮脂を落とし過ぎてしまうと、バリアが壊れてしまうので、頭皮にダメージがかかってしまうのです。
皮脂は頭皮の健康に適度に必要なのです。

頭皮の乾燥対策!おすすめのシャンプーは?

ドラッグストアやスーパーで売られているシャンプーは、石油系シャンプーが多いです。
石油系シャンプーは、洗浄力がとても強く、皮脂をすべて落としてしまいます。
 (39753)
頭皮に起こりやすいトラブルの1つに、「フケ」があります。

フケには、頭皮の乾燥によって起こる「乾いていて細かくさらさらしたフケ」と、頭皮の過剰な皮脂によって起こる「湿ってかたまり状になったフケ」の2タイプがあり、このうち乾燥性のフケは、洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていることが原因になっているケースも珍しくありません。そういった場合に、洗浄力が穏やかなアミノ酸系シャンプーを使うと、頭皮の乾燥が改善し、フケが治まることがあるようです。

また、アミノ酸系シャンプーで、頭皮に負担をかけずにシャンプーをすることは、頭皮を健康な状態にし、元気な髪が生える土壌をつくることにもつながります。

強い洗浄力なので、頭皮の汚れを一瞬にして落としますが、一時的なものです。
これを繰り返していると、慢性的な痒みやフケに悩まされてしまいます。
アミノ酸系シャンプーなら、弱酸性なので洗浄力が強すぎません。
また、髪に必要な栄養分であるタンパク質はアミノ酸からできています。

顔を洗うときのようにやさしく

顔を洗う際に爪でゴシゴシと洗う人はいないでしょう。
髪も同じように優しく洗うことが大事です。
 (39752)
頭皮から必要な皮脂まで失われてしまうのは、強い力で洗いすぎていることが原因です。

頭は人間の身体の中でも固い部位であるため、ついつい力を入れて洗ってしまいがちな人も多いかもしれませんが、固いのはあくまでも頭蓋骨です。頭皮そのものは顔などの皮膚と同じくデリケートですので、洗顔をするときのように優しく洗ってあげる必要があります。

ですから、「爪を立てて洗う」のも「ゴシゴシと洗う」のもNGです。力を入れればたしかに汚れは落ちやすいですが、同時に頭皮に傷をつけたり、一緒に必要な皮脂まで取り除くことになってしまいます。

物理的な刺激は肌にとって最大のダメージです。
指の腹を使って、表面を優しくなでてシャンプーをなじませることのが正しい洗い方です。

あなたにオススメのコンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする