塩に殺菌効果があることは有名ですよね。そんあ塩を使ってシャンプーの代わりにすることが出来るんです。
市販のシャンプーの洗髪効果がきつすぎる。
市販のシャンプーで毎日頭を洗うことは一般的ですよね。実はこの洗髪方法では、頭の皮脂を過剰に落としすぎる原因になります。すると不足した皮脂を補おうと過剰分泌を起こしてしまいます。
皮脂が過剰分泌することによって、フケ、痒み、臭いが増えてしまいます。また、抜け毛や薄毛の原因にもなり、頭皮に大きな負担がかかってしまいます。
こういった症状の改善の為に市販のシャンプーで回数を増やして洗髪をする方もいますが、逆効果となってしまいます。
塩シャンプーのいいところ。
塩シャンプーは、頭皮の余分な皮脂や汚れは落としつつも、過剰な皮脂を奪うことがないので、頭皮環境の改善する洗髪方法です。塩シャンプーを行い頭皮の環境を整えることで、特に頭皮の臭いに悩んでいる方に効果が高いといわれています。
化学薬品を使用しないで髪を洗うことができるので、刺激の少ないオーガニックなシャンプーを求める、アトピー性皮膚炎や敏感肌の方にもとても人気があります。
市販のシャンプーとの違い。
市販のシャンプーと塩シャンプーの大きな違いは、化学薬品を使用しているものか、自然由来のものであるかです。
市販のシャンプーには、界面活性剤という汚れを落とす洗浄成分が含まれています。
界面活性剤は、食器洗剤に含まれているものと同じ成分です。つまり、かなり強い洗浄力を持っており、頭皮の皮脂を必要以上に取り去ってしまいます。
皮脂は頭皮の乾燥を防ぐために、ある程度必要な成分なので少なくなると、今度は過剰に皮脂が分泌され、頭皮トラブルを引き起こすのです。
塩シャンプーの一番の効果は、頭皮独得のあの臭いを消す事です。
臭いの原因は、皮脂や汗、そして垢やフケです。
皮脂や汗はお湯に溶けお湯で流すだけで落とす事が出来ます。
一方の垢やフケは、タンパク質の汚れなので、お湯の熱によって汚れが固まってしまいます。それが臭いを放つ原因となるのです。
塩シャンプーは、塩に含まれるナトリウムイオンがたんぱく質を溶かす性質を持っているので、頭皮に汚れが固まることを防ぎ臭いを押さえます。
塩シャンプーってどうやってするの?
準備する塩は粗塩がおススメです。
精製塩は高温処理をして製造されているので、ナトリウムがイオン化し、効果が半減しやすいからです。
塩シャンプーのやり方を説明します。1.洗面器にぬるま湯を張り、そこに大匙一杯程度の天然塩を溶かします。これが塩シャンプーになります。
2.しっかりとお湯で予洗いした頭皮に1の塩シャンプーを付けていきます。入れ替えボトルなどに入れて使うと頭皮に塩シャンプーが行き渡りやすく効果的です。
3.頭皮にまんべんなく塩シャンプーが行きわたったら優しくマッサージしていきます。
4.最後にしっかりと洗い流して終了です。
塩シャンプーの頻度は、普通のシャンプーのように毎日行って大丈夫です。慣れないうちは、通常のシャンプーと交互で行うこともできます。
でもシリコン入りのシャンプーに慣れている人は最初髪のぎしぎし感も気になる人がいるようです。
私の場合は大丈夫でしたが最初はこれで汚れ落ちてるのかな?という感じはありましたね。
塩シャンプーしていると頭皮が悪いものを全部出そうとする場合があります。
塩シャンプーのデメリットは湯シャンと同様に
結果がでるまで2か月から3か月継続してこそ
効果が現れます。これも皮脂分泌が日頃から多い少ないの状況で
変わってきますが塩シャンプーを始めてから1週間から1か月の間は
相当頭皮がべたつき見た目でもギトギト感が解ってしまうほど
皮脂が頭皮に残ります。匂いも近くに寄るだけで臭いが感じるほど酷くなる
場合があります。
これも皮脂の過剰分泌という頭皮の
トラブルを改善するための症状です。一旦悪い物を全部出しきり
頭皮が正常に戻る為に避けては通れない症状です。
とは言ってもお仕事をお持ちの方なら結構厳しい状況ですね。
そこを耐えれば自然な皮脂分泌が戻ってきて
臭いも抜け毛も改善されオーガニックな頭皮環境
となります。
私の場合はこんなことはなかったので。
もし自分には合わないなと思ったら無理せずに中止してくださいね。
傷にしみてしまいますよ。