女性でも薄毛の悩みってありますよね。原因などはいろいろありますが、よく聞くのは「産後の薄毛」かと思います。原因は?予防法は?改善策は?知っておきたい産後薄毛のコト!
産後の薄毛の原因は?
女性ホルモンは胎盤に蓄積されますが、出産により体外に排出されてしまいます。これまで通常以上に体内に女性ホルモンが存在していたのが、急激に減少してしまうのです。この女性ホルモンの変化が、毛髪にも影響を与えます。では女性ホルモンと毛髪は、どのように連動するのでしょうか。この仕組みを知れば、回復への安心感に繋がります。
実は、妊娠出産に大きな関わりのある「女性ホルモン」が「産後の抜け毛」にも大きな影響をもたらしています。妊娠中は「プロゲステロン」の分泌が増える影響で、通常では抜ける髪が抜けずに成長を続けているのだそう! それによって、妊娠中は知らないうちに毛量が増えている場合があるようです。
そして、出産することによって、プロゲステロンの分泌量が妊娠前と同量程度に落ち着くと、「妊娠中抜けずに成長を続けていた髪」が抜けるという現象がおきます。
この時、通常の抜け毛にプラスして、妊娠中に増えていた分の髪も一気に髪が抜けるので毛量がかなり減ってしまいます。これが「産後抜け毛」として出産後のママを悩ませているのですね。
美容師さんいわく、妊娠中はホルモンの関係で髪が抜けにくくなっている分、本来抜けるべきだった髪が産後に抜けるんですよ~。妊娠中はあんまり抜けなかったでしょう?(そうだったかな・・・?)。
一般的には毎日80本くらい髪が抜けているものだそうです。それが妊娠中に抜けていなかったとしたら、もしかしたら産後は2倍で一日160本!?そりゃあ、気になりますよね。
増えてしまったというよりは本来抜けているはずの髪の毛が一気に抜けるから、というのが正しいのでしょうか。
原因を見れば理由は納得です。