顔用でOK!【クレンジングオイルで頭皮をスッキリ!クレンジング♡】

頭皮のベタツキや汚れ、臭いには顔用の「クレンジングオイル」でスッキリ!顔も頭皮も同じ皮膚なので、汚れも同じように落ちるとか。薄げ予防の効果も!ではどのタイプのクレンジングオイルがいいのか?そのあたりを調べてみました。

■顔用のクレンジングオイルで何故いいの?

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あなたは、顔の皮膚と頭の皮膚が違ったものだとお思いですか。頭には髪が
生えているからといって顔の皮膚と違うところはありません。頭の皮膚と顔の
皮膚は同じ構造の1枚の肌です。

ですから、顔にクレンジングするのと同じように、頭皮もクレンジングする
ことで、頭皮の環境は大きく改善します。頭の汚れや髪のベタつきが気になると、
ついシャンプーの回数を増やしたり、ゴシゴシやってしまいがちです。

でも、そうすることは頭皮の乾燥を促進し、毛髪を傷つけてしまいます。そこで
頭皮にもクレンジングをしてやるという方法があります。頭皮専用のクレンジング
剤もありますが、メイク落としに使うクレンジングオイルで十分です。

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◆クレンジングオイルの仕組み

クレンジングオイルは、「油と脂は混ざりやすい」という特性を活かしたクレンジング方法です。オイルで浮かせた皮脂や汚れは、軽くマッサージすることで混ざり合い、やわらかくなります。クレンジングと皮脂をよくなじませて、水またはお湯で流します。クレンジングオイルが白く乳化して、皮脂や汚れがいっしょに落ちるのです。

クレンジングオイルはサラサラしていて毛穴に入り込みやすく、毛穴の奥の皮脂や汚れを浮かせてくれます。メイク落としだけでは、もったいない! ぜひ、頭皮にも使ってみてください。私ども皮膚臨床薬理研究所でも、以前からクレンジングオイルを頭皮に使用しています。

流行しているインド式オイルマッサージヘアケアも、このクレンジングオイルの仕組みを利用したものです。頭皮のオイルクレンジングはまだまだ主流ではありませんが、「脂汚れは油で落とす」という考えが、頭皮の汚れ落としにも浸透していることがうかがえます

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きれいな頭皮
◆頭皮クレンジングって何?

皮脂量の多いTゾーンなどは毛穴パックやピーリングで汚れを落とすなど、丁寧にケアしますよね。ところが頭皮の毛穴についてはお顔のように丁寧なケアをしている人はあまりいません。

しかも、頭皮にはTゾーンの約3倍もの皮脂線があって、分泌される皮脂量はTゾーンよりかなり多いんです。分泌される皮脂量が多いということはそれだけ毛穴に皮脂が詰まりやすいとも言えます。

頭皮毛穴に詰まってしまった皮脂は普通にシャンプーしてもなかなか落とす事ができません。そこで脂は油に混ざりやすいという性質を利用します。クレンジングオイルを頭皮に馴染ませマッサージすることで頭皮毛穴に詰まってしまった皮脂を浮き上がらせる事ができます。このようにオイルを使って頭皮毛穴から皮脂を落とす事を頭皮クレンジングと言います。

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頭皮専用のクレンジングを用意する必要はありません。椿オイルやホホバオイルがあれば、それを使いましょう。なければ、お顔のクレンジング剤で充分です。

頭皮クレンジングでオイルをおすすめするのは、皮脂汚れを落とすには、皮脂と同じオイルが有効だからです。

■頭皮クレンジングの効果

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頭皮クレンジングを続けることで、次のような効果が得られます。

乾燥頭皮の人は乾燥が収まる
オイリー頭皮の人は頭皮のベタツキが収まる
髪の根元からハリ・コシがでる
髪がパサついて広がる人は、髪がまとまり落ち着く

頭皮クレンジングは良いことがたくさん。面倒と思わず、週に1度やってみてください。

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◆クレンジングオイルで薄毛対策

薄毛になってしまうとどうにかして薄毛を改善させたいと思う人はとても多いですよね。
実は化粧を落とすために使用されているクレンジングオイルで頭皮のマッサージを行うことで薄毛やハゲが改善される可能性があります。

■頭皮クレンジングの方法は?

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頭皮のクレンジングをする手順は、まずブラッシングで髪の汚れを落とし、髪の
もつれをほぐしましょう。髪や頭皮をぬらす前にメイク落とし用のクレンジング
オイルをメイク落としと同じくらいの分量とりましょう。

皮脂は頭頂部に多く分泌されますので、皮脂が多く分泌される頭頂部を中心に、
髪ではなく頭皮にクレンジングオイルを塗り、軽くマッサージしながら1分ほど
なじませてください。

皮脂汚れはオイルをなじませてから1分ほどで浮きあがりますので、1分ほど
たったらぬるめのお湯でよく洗いながしてください。その後いつも通りにシャンプー
してください。頭皮を強くこすらず軽くもみだすようにマッサージするのがコツです。

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1.ブラッシングで髪のもつれをとる。
2.髪や頭皮はぬらさないようにする。
3.クレンジングオイルを、メイク落としに使うのと同じくらい手に取る。つけすぎない。
4.脂が多く出る頭頂部を中心に、髪ではなく頭皮につける。
5.指のはらで軽くマッサージするよう、全体になじませる。1分程度でOK。
6.お湯でよく洗い流す。
7.いつも通りにシャンプーする。
◆クレンジングオイルを頭皮につける

使用するクレンジングオイルは頭皮専用のものが一番好ましいですが、メイク落とし用のクレンジングオイルでも問題ありません。まずはオイルを適量手に取り、髪の毛につかないようになるべく頭皮に直接オイルをつけてください。

◆頭皮をマッサージする

クレンジングオイルを頭皮につけたら、次は指の腹を使って優しく丁寧にマッサージをします。マッサージは頭頂部から下方向に向けて行います。マッサージを行う時間は1分から、長くても数分程度で大丈夫です。

◆クレンジングオイルを洗い流す

一通りマッサージを終えたらクレンジングオイルを洗い流しましょう。オイルはマッサージによって乳化してますので、お湯のみで洗い流すことができます。

◆シャンプー&トリートメントをする

クレンジングオイルを流し終えたらシャンプー、そしてコンディショナーをしましょう。オススメは頭皮、髪の毛に優しい馬油成分配合のアミノ酸シャンプー『リマーユシャンプー』と、同じく馬油成分配合の『リマーユトリートメント』です

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◆週に1度の頭皮クレンジングで毛穴の詰まりを取り除こう!

お顔のクレンジングと同様に、頭皮もクレンジングを行うことをおすすめします。頭皮クレンジングは自宅で簡単にできます。毎日行う必要はありません。週に1度程度でよいでしょう。

用意するものは2つだけです。

クレンジング
ホットタオル

頭皮のミカタ・簡単頭皮マッサージその1.wmv – YouTube

http://www.charm-web.com/ 美容師が考えた簡単頭皮マッサージ解説です。健康な髪の毛は高い育毛薬を使うより毎日少しの時間でもケアしてあげることが大切。TVCM2本分の短い時間で気軽にマッサージ。頭皮健康習慣をはじめましょう!頭痛や肩こりにも効果的です!

◆こんな人におすすめ

皮脂か過剰に分泌されている人

皮脂が過剰に分泌されてしまっていて頭皮が脂っぽい人はクレンジングオイルを使用して余分な皮脂を綺麗に洗い流すことで毛穴の詰まりを予防することができます。
しかし、皮脂を取りすぎても、また頭皮が皮脂が足りないと勘違いして過剰に皮脂を分泌する可能性があります。
クレンジングした後につっぱる感じがあれば、化粧水などで保水したり、頭皮用のクレンジングオイルに変更しましょう。

■頭皮クレンジングの注意点■

◆◆頭皮クレンジングは、以下の点にもご注意ください◆◆

・クレンジングオイルは1~2分で脂が浮き出しますので、あまり長時間つけたままにしないように気を付けてください。
・くれぐれも頭皮をこすったり、強くマッサージしたりしないようにしてください。
・クレンジングオイルは普通の油とはちがい、お湯で流すことによって乳化して、落ちるように処方してありますが、その後はシャンプーをしてください。
・クレンジングオイルが肌に合わない方は、頭皮クレンジングはおすすめしません。ご注意ください。

今回はメイク落とし用のクレンジングオイルを使用する方法をご紹介しましたが、もちろん、髪専用の「スキャルプオイル」などの商品も発売されているので、そちらを使用なさっても結構です。

◆◆オイルクレンジングを頭皮に使うときの注意!◆◆

頭皮をクレンジングすることは薄毛対策に効果的です。しかし顔用のオイルクレンジングはメイク落とし用なのでメイクの油分を落とすために大量の界面活性剤が入っています。
そのため顔用のオイルクレンジングを頭皮に使うと大量の界面活性剤が頭皮の必要な皮脂まで落としてしまい乾燥してしまうことがあります。乾燥が心配な方は頭皮用のクレンジングオイルかナチュラルオイルを使用することをお勧めします。