ウィッグは、ご自宅で簡単にお手入れすることができます。使用頻度にもよりますが、常時使用されている場合は7~10日を目安にシャンプーを行なってください。
ウィッグの基本お手入れ方法
まずは使用時のホコリや長時間着用による逆毛を落とすため、丁寧にブラッシングします。次に大きめの洗面器に水をはり、シャンプーとコンディショナー(リンス)を加えます。このとき「お湯」は使用しないようにしましょう。ガシャガシャと雑に洗わず、揉みこむように押し洗いし水でしっかりとすすぎます。すすいだ後はタオルドライし、室内で自然乾燥させます。ドライヤーは使用しないようにしましょう。
ウィッグのお手入れするのがすごく好き。愛宕ウィッグようやく手付けられた〜〜!ウィッグカットセットは上達しないくせに手入れだけは最初に比べると上達してるwwwwww pic.twitter.com/0YJyKgUGl2
— 咲月@7/4とうらぶ (@1220krkr) May 12, 2015
日々のブラッシング
ウィッグをブラッシングする際、自分の髪のように生え際から毛先へ向かってまっすぐに長い距離をブラッシングすると、簡単に絡まってしまいます。
ウィッグの寿命を縮め、痛める原因のひとつがブラッシングです。 ブラシを動かすときに使った力はそのまま毛髪に掛かっている のですから当然です。毛髪が切れるのはすぐにわかる痛みのひとつです。 https://t.co/GH3LeRgIFg pic.twitter.com/YODjmEKx2R
— BestWigsUSA (@bestwigsusa) May 19, 2015
ブラッシングのポイント
1.必ず裾のほうからウィッグをとかして下さい。
2.5cmくらいずつ手首を返しながら小刻みにブラッシングして下さい。
3.ブラッシングの際は力を入れずにゆっくりと丁寧にとかしてください。1度に頭頂部より毛先に向かい沢山の量をとかしてしますと切れ毛・抜け毛の原因となりますので、
ブラシ・クシでとかす長さはあくまでも短く、毛先から頭頂部へと何度もブラシングしてとかしてください。
使用するブラシは静電気防止ブラシを推奨します。
毛が絡まってしまった! こんな時は・・
絡まった毛をとかす場合は、力を入れてとかそうとすると、余計に絡みが酷くな ります。その場合は、スプレーを使って、絡みが酷くならないように注意しなが らとかしてください。 乾かす場合はドライヤーで軽くブローしてください。 また完全に絡まってしまった場合は、絡まった毛先部分のみをハサミでカットし てください。この時に切りすぎて形を崩してしまわないように、問題のある部分 のみを注意してカットしてください。カットの際は、ハサミが毛の流れと平行に なるようにカットして下さい。
人毛ウィッグの場合
帰宅だん。 髪を切りました!センター分け腰までロングが、ゴスロリっぽくない感じのボブになりましたよ(´ω`*) 切った髪は持って帰ってきていて、小児ガンの子供に人毛ウィッグを作る団体に寄付します。 ヘアドネーションっていうの。 pic.twitter.com/me2s8KoycH
— 摩利央@iPhone6にしたばっかり (@Mario_hone) March 23, 2015
使うたびにシャンプーをする必要はありません。常時ご使用されている方でも、7~10日に一度くらいが目安です。においが気になる方はウィッグ専用の消臭ミストでのケアをおすすめ。
静電気をそのまま放っておくと毛材を傷める原因になりますので、静電気を抑える効果のあるウィッグ専用スプレーをお使いください。静電気を抑えると同時に、自然な髪のツヤを維持することができます。
ミックス毛の場合
ミックス毛のウィッグは人工毛が形状を維持する役割りを果たしていますので、ある程度ご自宅のケアで整えることができます。
ただし、根元の立ち上がりやカールは何回か洗っているうちに、また月日と共に少しずつゆるくなりますので「スタイルが変わってきたな」と感じたら店舗で行う、プロのお手入れをおすすめします。
強くとかした場合は髪とベースのネットを傷めることがありますので、毛先からやさしくほぐしながらとかしてください。静電気がおきにくいようにブラシに霧吹きで少量の水をつけてからとかすのも良いでしょう。カール部分は手ぐしで整えると自然な風合いに仕上がります。
柔軟剤でウィッグのサラサラ感を取り戻す方法
どんなにお手入れをしていても長期間使い続けていれば毛が絡まり、パサパサになってしまいます。替え時かなと思う方もいますが、お気に入りのウィッグだと長く使いたいですよね。
「柔軟剤」を使ってウィッグのお手入れをすると、購入した時のようなサラサラ感を取り戻すことができます。①まずは基本的なウィッグのお手入れをします。タオルドライする前に別の洗面器に25℃前後のお湯を用意します。熱くなりすぎないよう注意しましょう。
②次に柔軟剤をキャップ1杯分程度入れ、しっかりとかき混ぜます。お気に入りの香りがする柔軟剤であれば少し多めに入れても構いません。
③お手入れしたウィッグを軽くブラッシングした後、洗濯用のネットに入れて洗面器に浸します。このときウィッグ全体がまんべんなく浸かるようにしましょう。
④後はある程度浸けおきして(30分前後)すすぎ→タオルドライ→自然乾燥で完了です。
ウィッグをキレイに被る方法
ちょっとした工夫でウィッグをキレイに被る事ができます。用意するのは「ブラシ」だけ!購入したウィッグをそのまま被る前に、ブラッシングするだけでより自然にキレイなヘアスタイルになれます。特にカールウィッグの場合、ふんわり感が出て可愛さもUPします。試したことが無い方やウィッグ初心者の方はぜひチャレンジしてみてください。