薄毛予防をするためには《薄毛》が何なのかという基本的な知識がないとだめですよね?でも薄毛イコール抜け毛が増えて髪の本数が少なくなることだと思っていませんか?
まず細く弱った髪の毛が抜け毛となります。
また細い髪は全体の密度の低下も引き起こし、頭全体がスカスカになる、いわゆる全スカと呼ばれる状態になります。
ただ髪の毛が少ないのが薄毛ではありません。
髪の毛の本数自体はあまり変わらないにも関わらず、全体的に髪の毛に力がない細毛になってしまい、密度が足りなくなることも薄毛です。
40代くらいから気になり始める薄毛・・・
更年期に入る40代はエストロゲンが減っていくため、1つの毛穴から出る髪の本数が減ったり、髪そのものが痩せたり、髪の色が薄くなったりして全体的に薄毛になる傾向があります。これは女性特有の脱毛症で「女性型脱毛症」や「びまん性脱毛症」といいます。
老化によって、女性ホルモンの分泌が減少し、男性ホルモンの働きが強まるために、抜け毛や薄毛が引き起こされます。女性の体にも、男性ホルモンは備わっていますが、男性ほどの薄毛になりにくいのは、女性ホルモンが機能しているからなのです。
抜け毛の根本の部分を見てみましょう。
正常毛根の形は、こん棒のような形。自然なふくらみと丸みをもっています。
≪髪に良い成分≫
・たんぱく質…しらす干し、牛肉、まぐろ、など
・亜鉛…牡蠣(カキ)、牛肉、卵(黄身)、など
・ビタミンB6…にんにく、まぐろ、鶏ひき肉、など
・ビタミンE…いくら、モロヘイヤ、大根、など
・銅…レバー(牛肉)、桜えび、納豆、ココア、など