切れ毛になってしまう原因は栄養素不足?それとも乾燥?切れ毛が酷くなってしまうと、少しの刺激でも髪が切れてしまうこともあります。
切れ毛とは?
切れ毛とは、髪の毛が途中で切れてしまう事です。枝毛、切れ毛、抜け毛は、髪の毛が痛んでいるという3大サインです。切れ毛と抜け毛は、一見すると見分けがつきません。なので抜け毛だと勘違いされる場合があります。しかし、切れ毛も意外と多いんです。
切れ毛の原因とは?
切れ毛の原因は様々ですが、それは主に生活習慣が原因です。過度なダイエットやファストフードの食べ過ぎは健康に害を及ぼすだけでなく、切れ毛にもつながります。過度のダイエットは、食べ物を極端に食べない、一種類の食品しか食べないなどの偏ったダイエットの事です。こういったダイエットをしてしまうと、体に栄養がいきません。体に栄養がいかないと、髪の毛にも栄養がいきません。だから髪の毛が痛み、途中で切れてしまうんです。 また、ファストフードも偏った食事です。髪の毛に大事な栄養が欠けていると言えます。だから切れ毛になってしまうんです。
切れ毛のメカニズム
切れ毛は、女性ホルモンの乱れやダイエットなどによる栄養不足などの原因によって、内部に空洞ができていたり健康な髪が育っていない状態のままある程度まで伸び、ダメージの蓄積によってプツンと切れてしまった状態です。
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毛髪の表面を「竹の子の皮」のように重なり合って髪を 保護しているのをキューティクル(毛表皮)といいます。 キューティクルが健康な髪は、髪に必要な11~13%の 水分を保っています。ところが、強い紫外線、パーマや ヘアカラー、化学成分の入ったシャンプー、リンス、 ドライヤーの熱などで、キューティクルが傷んでしまうと、 髪は乾燥し、傷んだ髪は、強度は半減して枝毛や 切れ毛となるのです。
切れ毛対策
髪の毛は肌と違い、一度傷つくと回復する力はありません。放っておくと、元にもどる事は なくどんどん痛みはひどくなっていくばかりです。 枝毛や切れ毛がひどい時は、よく切れるハサミで2~3センチのところで直角にカットしま す。斜めにカットすると、毛髪の断面積が広くなり、枝毛や切れ毛になりやすくなります。
シャンプーを選ぶ時は、内容成分がしっかりしていて自分の髪にあったものを選びましょう。 髪を洗う時は、まずお湯をたっぷりかけて、汚れを大まかに落とし、シャンプーはしっかり 泡立てて、髪と髪をこすりあわせないで下さい。 髪が濡れているとキューティクルが傷みやすいです。 タオルドライはタオルで髪を挟むように、して水気を取り、ドライヤーは髪に近づけすぎず、 又、長時間かけすぎないようにしましょう。
枝毛・切れ毛の予防法
予防法としては、丁寧なヘアケア、洗髪後にしっかり乾かすこと、3か月に1度くらいは美容院へ行って毛先を切ることも有効です。切れ毛の予防法は枝毛にも言えることですが、髪を作る良質なたんぱく質など、バランスの良い食生活、ストレス解消、そして髪をなるべく傷めないケアを続けていくことです。
静電気も枝毛・切れ毛の原因となるため、プラスチック製よりは静電気が起こりにくい木製のブラシを使うことも有効です。ブラッシングでは、逆毛をたてたり、無理な力をかけすぎないよう注意しましょう。
切れ毛が多くなっている人はプレトリートメントが◎
切れ毛が多くなっている人は、髪の油分が足りなくなっているので、プレトリートメントをするのがおススメです。 シャンプーの後に、毎回トリートメントをするだけでも効果は高いですが、痛みがひどい人の場合は、それでも髪の油分が足りない可能性があります。プレトリートメントは、乾いた髪に揉みこむことで、実はシャンプーのトリートメントよりも、浸透力が強いと言われています。 このシャンプー前のひと手間をするだけで、髪の痛みがかなり軽減されていきます。 髪のダメージを見て、シャンプー後のトリートメントだけではダメだと思った場合は、プレトリートメントも一緒に使うようにしましょう!
ディープクレンジングで切れ毛を防ごう
頭皮に脂が詰まりやすいと、健康な髪が生えなくなってしまいます。 そのため、頭皮がスッキリしない人は、ディープクレンジングをするのがお勧めです。 特に最近は、ディープクレンジング専用のシャンプーがたくさん発売されています。 ただし、ディープクレンジング専用のシャンプーでなくても、ディープクレンジングは洗髪の仕方で変わると言われています。洗髪の際に、頭皮のマッサージをして、血行を良くするのが非常に効果的です。 特にディープクレンジングは、毛穴の詰まりを無くすようにすっきりと汚れを落とす目的があります。 そのため、もしも普通のシャンプーで汚れを落ちにくい時には、2度洗いをするのが良いと思います。
枝毛、切れ毛対策には 正しいブラッシングを!
ブラッシングするときは、まず毛先のもつれをとき、次に中ほどから毛先に向かってとかし 最後に根元からとかすようにします。 また濡れた髪はとても傷みやすく、目の細かいブラシや櫛を通すのは禁物です。 髪が濡れているときは、目の粗いブラシや櫛で、軽く流れを整える程度にしておきましょう。
枝毛・切れ毛の対処法
すでにできてしまった枝毛・切れ毛に対しては、傷んだ部分を切ってしまうのが唯一の対処法となります。できるだけ断面が小さくなるよう、髪と垂直にカットするとよいでしょう。