くせ毛に悩んで、かけた縮毛矯正、料金も決して安くはありません、失敗した!という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
【縮毛矯正】というのは
簡単にいえば【髪の毛をまっすぐにする】ことです。ストレートパーマというのもありますが、縮毛とは全く別物で 髪へのダメージが非常に大きいです。 もちろん、縮毛矯正も髪の毛にダメージはありますが、 ストレートパーマは、パーマをかけた髪の毛をまっすぐにすることはできても、 生まれ持った縮毛(クセ)は完全にまっすぐにすることはできません。
それと違って縮毛矯正は、ストレートパーマとは違う方法で髪の毛をまっすぐにするので、 クセのある縮毛でもまっすぐになるのです。
縮毛矯正とストレートパーマって一緒なの?
▼ストレートパーマ
ストレートパーマは、本来直毛の人がパーマなどをかけた後に、元の髪質に戻すために行うものです。ですので、クセ毛の人がストレートパーマをかけても、パーマの効果が落ち、時間が経てば再びくせ毛に戻ってしまいます。▼縮毛矯正
縮毛矯正は、薬剤と高熱のヘアアイロン(使用しない場合もあり)によって、くせ毛をストレートにするものです。一度縮毛矯正を行った髪の毛は半永久的に真っすぐストレートになりますが、これから生えてくる髪の毛までストレートになるわけではないので、伸びた部分はまた縮毛矯正をかけなければストレートにはなりません。
どうして縮毛矯正で失敗や後悔する人が出てくるのか?
縮毛矯正で失敗したと感じる、あるいは後悔する人がいる理由として、ひとつにはイメージとのギャップが挙げられます。 縮毛矯正をすると、美しいストレートの髪になると思っている人は多いはずです。しかし、仕上がりは人それぞれ。 髪が強く縮れている人と縮れが弱い人では、同じ縮毛矯正サービスを受けても、ストレートの度合いに差が出ます。また、担当する美容師さんによっては、髪の痛みへの配慮から髪を無理に伸ばそうとはしない場合もあります。 イメージとのギャップを防ぐためには、ヘアカタログなどを使って、美容師さんと仕上がりイメージを共有することが大切です。
縮毛矯正の失敗のレビュー
先日縮毛矯正かけてもらいました。 キレイに仕上がって大喜びで帰ったのですが 翌日、髪を洗って乾かしてみると サイドと後ろのうなじあたりの髪が チリチリゴワゴワになっていました! 美容院に戻って その美容師さんに見せたら 「あーこれねー、仕方ないんだよねこの辺りはさ!だってあたし、ココにクスリつけてないでしょ!!」 って何かとっても攻撃的に言われてしまいました。確かに 今回は約1年ぶりの縮毛矯正で根元から10センチくらい、生えてきた部分にクスリを塗っていたのですが特に他の部分を保護していた訳でもないので、ついてしまったのではないでしょうか? 「仕方ないって、、、、、じゃぁこのチリチリはどうしたらいいんですか?」 って聞いたら「あたしだって誰だって毛先は傷んでるよ!ほら!!」って毛先をつまんで見せてきました、、、。 でもその美容師さんの毛先はただのダメージヘアで わたしのチリチリゴワゴワとは全然違うのです、、、。
かけ直しは可能?
縮毛矯正を失敗されたら、その場で言って、 修正してもらうのが、ベストでしょう。お客さんが、満足できる仕上がりを、 お店側も望んでいるはず。 だから、技術に対して不満があったら、 言ってしまった方が、お互いのためです。 施術から1・2日後、 一回のシャンプーで、うねりが出るような、 矯正不足の場合は、すぐに美容室に電話! 縮毛矯正のかけ直しを、希望してください。
縮毛は、髪の毛へのダメージが強いですし、 美容室が、どのような再施術を行うかは、 わかりませんが、少なくとも、 伸びが足りない部分に対して、 なんらかの修正を、行ってくれるはずです。
縮毛矯正は、二度目以降に失敗が多いのは何故なのか
縮毛矯正で二度目以降に失敗する確率が高いのは何故でしょうか?その答えは簡単です。 要するに縮毛矯正の場合、一番最初の施術は簡単なんです。 そして二度目・・三度目と繰り返し施術していけばいくほど、縮毛矯正の施術は難しくなっていきます。 初めての縮毛矯正は、毛髪の条件が単純でカンタンなので失敗は少ないのですが 二度目・三度目と縮毛矯正の回数を繰り返せば繰り返すほど毛髪の条件が複雑になり難しくなり失敗するのです。
ダメージが複合化されて扱いにくい髪になるわけですね。 そんな複雑な条件の髪を経験の浅い美容師が施術すると「ギシギシ・ヨレヨレ・チリチリ」の失敗になって当たり前の話なんですね。
縮毛矯正後のヘアケアが重要!
▼矯正後すぐに髪の毛を結ぶのはNG
縮毛矯正後すぐに、髪の毛を結んだり、帽子を被ったり、耳にかけてしまうと、その形が癖付いてしまいます。しばらくはこのような行為は控えましょう。▼縮毛矯正後には弱酸性のシャンプーを使う
縮毛矯正剤には「アルカリ剤」が入っているため、髪の毛がアルカリ状態になっています。吸水性が上がり、膨潤して非常にもろい状態なので、そのダメージを緩和するには、髪の毛を弱酸性に戻してあげなければなりません。ですので、サロンなどで売られている弱酸性のシャンプーを使うことをおすすめします。
▼髪の毛を濡らしたまま放置する
縮毛矯正に限らず、髪の毛を洗ったあと、濡れたままの状態にしておくことは、髪の毛はもちろん頭皮にもよくありません。せっかくストレートになったにもかかわらず、濡れたままの状態で寝てしまうと、その形の癖が付いてしまいます。▼髪に栄養をきちんと補給しましょう
縮毛矯正後は、髪の毛を作るタンパク質などの栄養成分が流出してしまいます。その流失した栄養分を補給してあげなければ、パサパサの髪の毛になってしまうので、きちんと栄養をトリートメントなどで補給しましょう。どんな,ヘアケア剤を使っていいのかわからない場合は、縮毛矯正をかけたときに美容師さんにアドバイスをもらうようにしましょう!
注意ですが、縮毛矯正は一度やれば
後のお手入れを怠ることがなければ きれいなまっすぐがずっと続きます。 しかし、まっすぐなのは 縮毛矯正をかけた部分だけです。 後から生えてくる髪の毛、毛根部分は 今までの自分の髪の毛と同じ通りに生えてきます。なのでくせっ毛の人は髪の毛がのびればのびるほど 元通りになっていきます。 その時はまた新しくはえてきた髪の毛に 縮毛矯正をかけてあげましょう。