お風呂に毎日入り頭を洗っているのに頭皮の臭いが気になる方がいます。どんなに頭皮と髪を洗っているつもりでも洗い方が間違っていたり洗い流す時間が足りなかったりと色々な理由があります。頭皮の臭いを改善して人が近くに来て話をしても安心できるようになりましょう。
頭皮の臭いが発生する原因
臭いの原因① 頭皮から分泌される皮脂
臭いの原因② ドロドロとした悪い汗
臭いの原因③ シャンプーのタイミング
臭いの原因④ 頭皮の常在菌の繁殖による影響
まず1つ目は頭皮から汗と一緒に皮脂が一緒に分泌され、この皮脂が酸化することにより頭皮の臭いが発生します。
皮脂は酸化するまでに6時間かかるので汗をかいた後は気にならなくても時間がたつにつれて臭いが気になってきます。
汗をかいた時にはなるべく早めにお風呂やシャンプーを浴びるようにしましょう。
水を使わないで頭を洗えるシャンプー等も発売されているので汗をかいた後にすぐにお風呂に入れない場合はこのようなアイテムを使用するといいでしょう。
2つ目は偏った食生活から起こるどろどろの汗による匂いです。
汗は普通は無臭ですが食事や生活習慣により臭いのきつい汗にかわってしまいます。
バランスのよい食事を食べるようにし、生活習慣を改善するようにしましょう。
3つ目はシャンプーのタイミングです。
シャンプーは夜する方もいれば朝する方もいます。
しかしシャンプーは夜おこなうようにし、1日の皮脂や汗、汚れなどを落とすようにしましょう。
そうすることで匂いだけでなくフケやかゆみ、脱毛や炎症を防ぐことができます。
最後に頭皮による常在菌が異常に繁殖することでおこります。
常在菌は汗を餌にし繁殖するので汗をかいた状態を放置することで起こります。
こまめに頭皮の汗をケアするようにしましょう。
頭皮の臭い改善方法
頭皮のクレンジングを行う
①髪を軽くブラッシングする
事前に髪をブラッシングすると、汚れが浮きやすくなります。
また、頭皮クレンジング後に洗髪をするので、その際に髪同士の絡まりなどによるダメージを受けにくくします。②乾いた頭皮にオイルをつける
手にオイルを500円玉くらいの大きさになるまで出し、頭頂部を中心に頭皮にオイルをつけていきます。
そのままでは付けにくいところは髪をかき上げるなど、頭皮が見えるようにしてつけていきましょう。③指の腹で優しく頭皮をマッサージする
指の腹で頭皮を揉み、オイルを頭皮全体に行きわたらせます。
そして、頭頂部から下に向かって優しく押してマッサージしていくと毛穴の詰まった皮脂なども浮きやすくなります。
使用するオイルは椿油やホホバオイル、オリーブオイルなどがおすすめです。
マッサージした後はシャワーで時間をかけて髪と頭皮についたオイルと汚れを丁寧に汚れを
洗い流すようにし、最後にシャンプーで浮き上がった汚れを全て綺麗に洗い流しましょう。
マッサージの後にシャワーで丁寧に洗い流しておけば、シャンプーの量は普通の量で十分です。
正しいシャンプーの方法で洗髪する
ブラッシングをするまず最初に髪の汚れを落とすためのブラッシングをします。
ブラッシングをする時はブラシが頭皮にあたらないように気をつけながらとかしていきましょう。お湯で洗う
いきなり髪を濡らすのではなく、ますお湯だけで1度洗う事を心がけましょう。
お湯で洗う時はシャンプーするのと同じように髪の生え際から頭頂部にかけて指の腹で軽くもむように洗うと、この時点で髪の汚れが6~7割落ちるんです。シャンプー剤をつける
直接髪につけるのではなく、一旦手でよく泡だててから頭につけます。
つける時は数か所にわけてつけ、頭全体を泡立てたあと頭皮を軽く揉むようにします。
順番は生え際→頭頂部に向かって指の腹で洗うようにしましょう。しっかりすすぐ
シャンプーを1分で済ませるのであれば、2分以上を目安にすすぐと良いでしょう。
髪の毛の流れに逆らい、やはりシャンプー剤と同じく生え際→頭頂部に向かい十分にすすぎます。
すすぐ時の注意点は、頭皮にシャンプー剤を残さないように気をつけて洗いましょう。
原液をそのまま頭皮につけてしまうことは洗い残しの原因になります。
洗い残しのシャンプーが毛穴のつまりや頭皮の常在菌の繁殖につながり、結果頭皮の臭いの原因になります。
シャンプーを泡立てるというひと手間を加えることで臭いのケアにもなりますので、手間を省かずやってみてください。
頭皮の乾かし方
ドライヤーの使いすぎが頭皮の乾燥の原因になり、その結果皮脂の過剰分泌によって臭いが強く出てしまうのです。
そのため、ドライヤーの使用法について十分に理解しておく必要があるのです。部分的に指で髪の毛をかき分けるようにして頭皮に向かってドライヤーで風を送ります。
ドライヤーは、頭皮から20センチ程度離しておくようにしなければ乾燥してしまいますので注意してください。
1箇所だけにドライヤーを集中的にかけると、髪の毛と頭皮がダメージを受けてしまいます。
そのため、少しあてたら次の場所に早く移動するようにしましょう。
すぐに次の場所に移動すると、頭皮や髪の毛を過度に乾燥させずにすみます。
そうすれば頭皮にダメージを与えず髪の毛を乾かすことができます。
濡れた状態を放置するのもダメですが、乾燥もダメです。
常に頭皮が清潔な状態であるようにケアすることが大切になります。