いつまでも綺麗な髪の毛を保っていくには、自分なりの日々の努力が必要です。しかし、いつも高いトリートメントばかりもしていられないという方もいるのではないでしょうか?お金を掛けずに髪の毛を綺麗にする事ができますので、その技を紹介します。
髪の毛のとかし方
無理にとかすと、枝毛や切れ毛の原因に。毎日のシャンプーやスタイリングなどで髪がこすれ合うことで、キューティクルは多かれ少なかれ、削れたりはがれたりしています。まして、髪を乱暴にとかしたりすることは、髪に大きなダメージを与えることに。例えば、髪の根元から毛先まで一気にとかした場合、もつれは毛先近くに集まり、無理にとかそうとすると髪に大きな力がかかります。その結果、キューティクルがはがれたり、コルテックスが裂けたり切れたりして、枝毛や切れ毛になってしまうのです。
髪をとかすときは、毛先からゆっくりと。
まず、毛先のもつれをていねいにときます。次に、髪の中ほどから毛先に向かってとかし、最後に根元からとかすようにします。また、濡れた髪はとても傷みやすいので、目の細かいブラシやくしを通すのは禁物です。髪が濡れているときは、目の粗いくしやブラシで、軽く流れを整える程度にしましょう。
すべりを良くして、キューティクルのダメージを少なくする。
濡れた髪は、表面のキューティクルがはがれやすい状態になっています。乾くまでの間、髪表面のすべりが良くなかったり、絡まったりする場合には、洗い流さないタイプのトリートメント剤などを使ってすべりを良くし、キューティクルにかかる負担を少なくするといいでしょう。
タオルドライをした後、タオルをターバンのように巻いて、濡れた髪のまま数十分放置される方もいらっしゃいますが、そうするとタオルを巻いたままの状態に根本が癖付けされてしまうので、後で前髪などを前に整えようとしてもうまくいかなくなってしまい易いので、まずはタオルをすぐはずしてあげて、乾かしてあげることがポイントです。毛先が傷んでいて、また濡れている状態でキューティクルが非常に柔らかくなっている時に、タオルドライで毛先をゴシゴシこすってしまうと、キューティクルが荒れてしまいます。ですのでタオルドライは優しく、若しくは軽く叩くようにしてあげて、尚且つしっかりと水分をとってあげてください。
しかも、タオルドライをする前に、粗めのコームで毛先から優しく櫛を通してあげてからタオルドライをしてあげたほうが良いかと思います。その後、ターバン上のタオルを下した後の髪のとかしかたですが、基本は、毛先から少しずつとかしてあげることがポイントです。
濡れた髪をいきなり上からとかそうとすると、必ず引っかかります。
すかも引っかかり方がとても強いので、そこを無理やりとかしてしまうと、それだけで枝毛、切れ毛の原因になります。
ですので、引っかかりがなるべく内容に、毛先から徐々に上に移動しながらとかしていきます。
1.正しい髪のとかし方<コーム編>
1.正しい髪のとかし方<ブラシ実践編>
ブラッシングをする事で、頭皮のマッサージにも繋がります。
頭皮マッサージ
(1)円を描くようにこめかみ付近からマッサージまずはこめかみから耳の上方にかけて両手の親指以外の四本の指をあて、耳を包み込むように親指を後頭部において固定させます。そしてそのまま親指を固定した状態で、残りの四本の指で円を描くようにマッサージしていきます。
このとき決して爪を立てず、指の腹を使って押さえる様にマッサージしましょう。
(2)指をずらして下から上へ
しばらく続けたら、そのまま全ての指を少しだけ上方にずらしてマッサージする場所を変えていきます。頭皮の血行は下から上へ流れていますので、マッサージも血流に沿って下から上へと行うのが効果的です。
ただ、マッサージのやりすぎは頭皮に負担をかけてしまうので、1日5分程度が目安ですが、これだけでもすっきりとするような感覚があるのではないかと思います。
具体的な方法はこうだ。シャンプー剤は指の滑りをよくするために泡立て、地肌につける。両手を地肌に当て、指の腹を使って円を描くように動かしながら、後頭部や耳の後ろから頭頂部へ、こめかみから前頭葉へ……と下から上に頭皮をほぐしていく。
ツボを刺激
頭部には様々なツボがあります!
自分でゆっくりと刺激してみましょう。
百会-ひゃくえ百会
頭のてっぺん、両耳と鼻の延長線が交わる点に位置します。指の腹を当て、下方に向けて心地よく感じる強さで押します。極端に強く刺激しないように注意。
天柱-てんちゅう
天柱
首の後ろにある筋肉の外側で、髪の生え際を刺激します。親指の先をツボに当て、残りの指で頭を包むようにして頭部の自重を親指で支えるような体勢で強めに刺激します。
風池-ふうち
風池
天柱ツボのさらに指1本分外側にあるくぼみに位置します。天柱ツボと同じように、親指の先をツボに当てて、残りの指で頭を包むようにして頭部の体重を親指で支えるような体勢で強めに刺激します。
湧泉-ゆうせん
湧泉
足の裏にある「人」の字状の筋の交点の内側にできるくぼみを強く刺激します。指を使っても結構ですが、青竹やゴルフボールを利用すると便利です。