コンディショナーの正しい使い方!正しい使い方を学んで、髪の傷みを予防しましょう。

日差しや紫外線で髪がパサつき、カラーが色あせたり、頭皮も汗や皮脂で疲れ気味の方が多いのではないでしょうか。ご家庭で使うコンディショナーの正しい使い方です。

コンディショナーとは

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シャンプー後の髪を整えるために、コンディショナーやリンスは使われています。コンディショナーとは、髪の表面をカバーしてコンディションを整え、髪を保護する働きをします。また、髪に艶を与える効果もあります。かつてはリンスが主流であり、洗浄力の強いシャンプーできしんでしまった髪を整えるために使われていました。

近年ではシャンプーも様々な種類が出ており、洗浄力が強すぎることはなくなりましたが、やはりコンディショナーやリンスは必要不可欠です。シャンプーは髪や頭皮の汚れを取り除くものですが、リンスやコンディショナーは、髪の中や頭皮にまで作用することはありません。

コンディショナー

髪の表面をコートし、指通りをよくする。
水分の蒸発を防ぎ、キューティクルが傷むのを防ぐ。

髪を保護する役割を果たす

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毛髪は一度ダメージを受けると元には戻らないので、痛まないような日ごろのケアが大切です。痛んでしまった場合も、それ以上ダメージが進行しないように髪を保護する必要があります。シャンプー後にコンディショナーを付けることで、コンディショナーの成分が髪表面を覆い、髪を保護する役割を果たしてくれるのです。

水分をかかえこむことで静電気を防止したり、髪がまとまりやすくなるように作られています。また、ダメージにより失われた脂質を補い、毛髪の表面の状態をコントロールして、しっとり感やさらさら感を与えてくれます。

シャンプー後のヘアケア剤、何がある?

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via goo.gl
シャンプー後のヘアケア剤の特徴をみてみましょう。

リンス・・・最近見かけなくなったリンス。髪の表面をコーティングし、きしみを防ぎます。

コンディショナー・・・基本的にリンスと同じ働きをします。リンスと違うのは、コシを与えて髪のハリを出す効果を持っているところ。今ではコンディショナーが主流ですね。

トリートメント・・・リンスやコンディショナーと全く違う点は、髪の内部まで美容成分を浸透させる効果。水分と油分を補い、ダメージの奥深くまで補修します。主にダメージが気になる時に使います。

ヘアパック・・・基本的にトリートメントと同じ働きをします。こちらの方が髪に有効な成分が多く、吸着力も強いので、ダメージ修復のスピードが早いのが特徴。ダメージの強い時に使いたいヘアケア剤。

髪に優しい洗髪のコツと流れ

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(1)シャンプー前
熱すぎない温度の水で、髪を手ぐしで梳きながら隅々まで十分に頭部を湿らせます。全体に水が行き渡ることが重要。無意識にやっている行為ですが、実は洗髪の上での大事なステップです。

(2)シャンプー
シャンプー剤を手のひらで泡立たせてから、髪全体に優しくつけます。髪が絡まらないように頭部の前から後ろに向かって、指先で軽くこねるように頭皮を30秒間マッサージします。シャンプー剤を直接つけたり、ごしごし乱暴に髪をこするのはNG!

(3)シャンプーのすすぎ
十分にシャンプー剤が落ちたな、と思ったところで、もう一度すすぐのがポイント。髪の艶が衰えるのはシャンプー剤が残っていることが原因だそう。

(4)コンディショナー
少量を毛先を中心に髪全体につけます。この時、毛根近くにはコンディショナーをつけないように注意! そして、つけたコンディショナーは時間をおくことなく、すぐに洗い流します。

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コンディショナーを髪の毛だけに付けます。 なるべく頭皮に付けないよう、十分に注意してください。 というのは頭皮に悪影響を及ぼす成分を含んでいる コンディショナーも、けっこう多いからです。 「頭皮に付着しても問題ない」と書かれてあっても、 一応、成分を確認した方が安心できますよね。

よく洗い流す。

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コンディショナーの成分が残っていたほうが手触りがよくなるだろうという考えは、間違いです。 コンディショナーは洗い流すことによって、髪に付着してコーティングするのです。

また何回も強調しますが、一般的なコンディショナーは頭皮によくない成分が入っている製品が多いので、 徹底的に洗い流しましょう。 コンディショナーは洗い流すことで効果を発揮します。

コンディショナーを馴染ませてから

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コンディショナーを髪に馴染ませてから時間を置く方がいらっしゃいますが、コンディショナーは基本的に髪の毛の表面をコーティングするものです。 効果としては「クシの通りが良くなる」だったり、「サラサラになる」だったりします。 効果を理解すればわかるかもしれませんが、コンディショナーを馴染ませてから時間を置くという行為は意味がありません。

なぜヘアケア剤をつけて時間を置くのか? それは、トリートメントのように内部に浸透するタイプのヘアケア剤の効果をより高める為です。表面をコーティングするヘアケア剤は時間を置いても、さほど意味がありません。コンディショナーは少しは内部に作用するようですが、洗い流す際にベタベタが残り、きちんとすすぎきれないなどデメリットもあるので、コンディショナーを使用した後はすぐにすすぐ使い方が正解です。

シャンプー・トリートメント・コンディショナーを使う順番

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シャンプー後にコンディショナーを使うというのが一般的な順番です。「リンスインシャンプー」などという商品があるからシャンプーとコンディショナーを混ぜて使っても同じだ、という口コミもありますが、それはあまり正しい使い方ではないでしょう。コンディショナーは髪の表面をコーティングするものであるため、シャンプーの後に使用する使い方が正しいのです。

では、トリートメントはいつ使うのでしょうか。トリートメントは髪の内部へ浸透して髪を補修するものです。ということは、シャンプーで汚れを取り除いた後にトリートメントを使用して髪の内部を補修し、その後コンディショナーで髪の表面をカバーし、トリートメントの有効成分が逃げないようにするという手順が正解です。

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