枝毛が目立つ！【できてしまった枝毛を何とかしたい！】

枝毛の原因は、髪の毛が乾燥している状態が長い時間続いたことです。

本来、縦にうろこ状につながっている繊維が、バラバラになって裂けることにより起こります。

唇がカサカサになりひび割れするのと似ています。

乾燥して水分が逃げだしてしまっているわけですね。

本来、閉じ込められておかなければならない、水分を始めとする間充物質が失われている状態。

それが、枝毛ができる原因になんですね。

まず枝毛というのは、毛髪内部や外部からのダメージによって生じ、そのうちの毛髪内部のダメージによる枝毛というのは、毛髪中の繊維質が関係してきます。
枝毛というのは、キューティクルが何かしらのダメージをうけて開いてしまい、その開いたすき間から間充物質が流失してしまうことが原因です。
そうなるとふだんは間充物質などによって固定され、たてにつながっている繊維質のからまりあいが、
ばらばらにほどけて毛髪がたてに裂けやすくなってしまい、枝毛ができます。

ヘアカラーやブリーチ、パーマ、太陽光に長時間さらされたり、毎日のシャンプーやスタイリング時の摩擦などによって、程度の差はあるものの、まず最表面のＭＥＡが損なわれ、表面のキューティクルがめくれあがったり、はがれたり、キューティクル層の間に隙間ができたりします。

こうしてキューティクルの表面が滑らかでなくなると、ますます傷みやすくなり、ツヤも低下していきます。毛先に枝毛や切れ毛がみられることがありますが、これは毛先ほど傷みが進み、キューティクルがほとんどはがれ落ちてしまっている状態です。

切れ毛とは、ダメージによって髪の途中から切れてしまった毛髪のことです。
「髪をゴムでしばってばかりいたら、髪が途中で切れやすくなった」という経験はありませんか？
それは、髪に無理な力を与え続けていたのが原因です。

このように、切れ毛は枝毛とくらべてみると、比較的外部からの原因によってできることが多いようです。
しかし髪の中につめものがなくなれば洞窟ができて、髪は途中で切れやすくなり、また途中で切れてしまった毛先のひび割れ部分から枝毛が発生してしまうように、枝毛と切れ毛は切っても切りはなせない関係にあるのです。

枝毛はもう元には戻らないので、枝毛の毛先を切れ味の良いはさみでカットするしかありません。

保湿が大事だからと保湿成分の豊かなトリートメントをしても、枝毛が元に戻ることはないのです。

あきらめてここはすっきりとカットしてしまいましょう。

枝毛を切る際には切れにくいはさみでカットすることや、断面を斜めにカットするようなことをしてしまうとそこがまた枝毛になりやすいので注意が必要です。

・髪のキューティクルが健康でないと髪は健康でいられません。髪の保湿が大切なので常に髪の水分に気を使いましょう。

・紫外線やパーマ、カラー、添加物の多いシャンプーやリンス、ドライヤーの熱、ブラッシングの間違ったやり方、夜型の生活など、どれもキューティクルにダメージを与えやすいので気をつけていきましょう。

・栄養バランスの良い食事を心がけて、生活習慣も規則正しく適度な運動も取り入れてストレスのない環境を目指しましょう。

髪に使っていくシャンプーやリンスはなるべく自然の成分のもので添加物のないものを選びたいものです。

髪や頭皮の保湿や修復に力を入れた自然の成分の商品が多くありますので、これを継続的に使って、髪の成長環境を良くして髪を健康にしていきます。

シリコン配合のシャンプーやトリートメントでツヤが出て、十分に保湿出来たような気がしますが、これは髪の外側をコーティングしているだけなので、髪の内部のキューティクルが元気になったわけではないのです。

枝毛が出来てしまった状態から修復していくので、髪に良いシャンプーやトリートメントを使ってもすぐに効果が表れないかもしれませんが、即効性のあるものではなく、毎日継続してケアしていくことがとても大切になってきます。

髪本来の力がありますから、必ずしも使う必要はないですよ。

私のヘアケアですが、シャンプーは２日に一度(頭皮の皮脂のコントロールが狂い、ベタつき、乾燥の原因。セットしたりした時はシャンプー。)、トリートメント、ヘアパックは３回に一度、指でも良いですが、櫛で馴染ませると更に良いです。

タオルドライ後、洗い流さないトリートメントし、放置せずにドライヤーで髪の流れに沿って乾かす。放置したり自然乾燥だと髪のキューティクルが開き、痛みや枝毛の原因になります。

あと、髪ね状態に合わせてシャンプーを変えてますので、３種類は常備してます。

適切なシャンプーの仕方を改めて知っておきましょう。まずは髪を濡らす前にブラッシングしておきます。そうすることで髪が真っ直ぐになり、頭皮の汚れやフケが表面に出てきやすくなり、髪を洗っている時にも絡まりにくくなります。

そしてシャンプーはよく泡立ててから付けること。コンディショナーは地肌ではなく、髪全体に馴染ませること。そして、すすぎ残しがないように、しっかりと洗い流しましょう。

乾かす時もドライヤーでさっとスピーディに。これだけで髪へのダメージを最小に抑えることができるはずです。

カットをするならば、枝毛になっている2～3cm上を切りましょう。斜めにハサミを入れると、そこからまた枝毛になってしまうかもしれないので注意。

少しお金はかかりますが、専門のトリートメントオイルや、コンディショナーを使う方法も取りたいところですね。しかし、むやみやたらと手を出すのは考えものです。美容師さんや薬剤師さんといった専門の人とよく相談してから試してみるのがおすすめです。

もちろん外側のケアと、枝毛のカットである程度はカバーできますが、内側のケアも当然必要です。野菜中心の食生活と、十分な睡眠時間を取るようにして、身体の中から栄養を補給してあげましょう。