飲むだけじゃダメー！「カモミールティー」でトリートメントもしちゃお♡

髪の弾力性はシスチン結合によって生まれているのですが紫外線を浴びることにって、シスチン結合は切断されてしまいます。これによって髪を守っている「キューティクル」をはがしてしまうのです。

すでにダメージを受けたときにはしっかりとしたケアが必要です。そうした時に役立つハーブが「カモミール」です。

白髪染め製品では、白髪隠しやトリートメントタイプの製品に多く配合され、「ローマカミツレ花エキス」という名称で表記されていることも多くあります。

カミツレとはジャーマンカモミールの和名。「ハーブの女王」と呼ばれ、ヨーロッパでは古くから親しまれてきたキク科のハーブです。風邪、胃腸薬、目薬、喘息、皮膚炎など多岐にわたり利用されており、日本でも1982年までは日本薬局第10改正に「カミツレ花」という名で医薬品として記載され、薬として活用されていたほど優れた薬効を持っています。

カミツレ花エキスは表記名、カミツレエキス、カモミラエキス、ローマカミツレ花エキスなどの名称で記載される美容成分。

キク科の一年草で、ハーブティーなどでは、カモミールと言われていることもあります。

ローマンカモミールは古くから薬草としても用いられた植物のひとつで、緊張をほぐしてくれるような、微かにリンゴにも似た香り。

カモミールは薬草の中でも、神経を鎮静させる効果が強いそうで、飲むと気分が落ち着きます。
まったりとリラックスできますので、寝る前に飲むと質の良い睡眠がとり易くなるようです。

カモミールのハーブを濃いめに煮出します。カモミールハーブティーにハチミツを大さじ2杯ほど入れてよくかき混ぜれば完成です。

カモミールの成分は菊のアレルギーを持つ人には向いていません。
菊の成分に含まれているルテオニンやプロシアニジンは、アレルギー反応によって、血管や気道に収縮が生まれ、咳が出たり、蕁麻疹が出てしまうアナフィラキシー反応を起こしてしまう可能性があり、菊アレルギーの方、妊婦の方、妊娠の疑いがある方は使用は控えた方がよいでしょう。

キク科アレルギーだとしたら、
ガーベラ・マーガレット・ブタクサやヨモギなどもキク科なので、
その花粉によって同様の症状が出る可能性もあるでしょう。