ヘアケアにいいと評判の<椿油>ってどう使えばいいの?そして効果はあるの?

ツバキ油といえば、昔から日本髪結うときなんかに使われていたわけですが、現代においても知る人ぞ知る優秀ヘアオイルなんですよね。

椿油とは?

 (20070)
スキンケアアイテムの成分として、ひっぱりだこの椿油ですが、その組成はオレイン酸85%、パルミチン酸7.9%、リノール酸3.8%、ステアリン酸2.5%となっています。

85%も占めているオレイン酸は、オリーブオイルの主成分としても知られている成分で、口から摂取した場合はコレステロール値を下げる、便秘の解消、生活習慣病の予防など、さまざまな健康増進作用がありますが、肌や髪にもよいことが知られています。頭皮や髪に対し、椿油に期待される効果は以下の通りです。

 (20071)

高い保湿力
外側からコーティングして髪を乾燥から守り、内部に水分を閉じ込めます。

熱からの保護作用
ドライヤーの熱から髪を保護する作用があります。

紫外線カット作用
紫外線を防止して紫外線ダメージから髪や頭皮を保護します。

育毛効果
頭皮につけると、新陳代謝を高めて血流を促進し、さらに毛母細胞を活性化させて育毛を促進する作用があります。毛穴に詰まった皮脂や汚れを溶かすため、頭皮トラブルの予防にも効果的です。

極めて刺激が少ない
人の皮脂の主成分でもあるため刺激が少なく、肌が弱い方やアトピーの方でも安心です。フケやかゆみを抑えるさようもあります。

傷んだ髪を補修
開いたキューティクルを補修し、外側からコーティングして保護します。開いたり裂けているキューティクルをなじませることは、髪を補修してダメージを進行させないためには重要です。また、枝毛や静電気によるダメージも予防します。

自然なつやと滑らかな指通り
べたつきにくく伸びのいいオイルなので、自然なつやがうまれ、指通りも滑らかになります。

 (20072)
髪をまとめるだけでなく、ヘアパック、頭皮マッサージ、痛み補修などいろんな効果のある椿油。特に、ヘアパックは髪の指通りが変わり、まるで別人のように艶つやになります。

ヘアケアはもちろん、肌にも使える椿油。キラキラ感と可愛らしさのあるいろいろなヘアケア商品が出ていますが、椿油には昔からある安定感と安心感がありますね。髪も頭皮も顔も首も、よく考えればつながっている皮膚。そのケアはシンプルに良いもので全てをまかなえるとしても不思議ではありません。椿油、少しづつ取り入れてみてはいかがでしょう。

 (20073)
ツバキ科ツバキ属のヤブツバキの種子から採取される植物性油脂。ユチャなど、ツバキ属の種子から取ったものの総称はカメリア油(カメリアゆ)と呼ばれ、区別される。

酸化されにくいオレイン酸を比較的多く含むため、他の食用の油脂に比べて酸化されにくく固まりにくい性質を持つ(不乾性油)。

髪へのお手入れ方法| トリートメントケア

 (20074)
ベーシックな椿油を使ったヘアケア
パサつきを抑え、ツヤのあるしなやかな髪に仕上げます

シャンプーの後に、洗面器に半分ほどのお湯を張ります。
その中に純椿油を3~4滴落とし、よくかき回します。
洗面器のお湯を髪にかけ、全体になじませます。
そのまま洗い流さず、タオルドライやドライヤーで乾かします。

椿油トリートメントは入浴中がおすすめ!

 (20075)
普段使っているシャンプーを手に取ったら、そこに椿油を数滴加えて軽く混ぜ、それでシャンプーをします。いつもよりも髪がすべすべになります。

椿油で髪の毛しっとり

 (20077)
髪の手入れで欠かせないのが頭皮のお手入れです。頭は髪の毛によって保護されていますが、逆に微生物やダニなどが繁殖しやすい環境になります。頭皮は皮脂腺が体の中でも多いため沢山の皮脂が分泌されます。

頭皮をよく洗わないと皮脂が固まりフケや抜け毛の原因になります。更に進行すると頭が固くなりハゲの原因にも。初椿には頭皮を柔らかくし、皮脂を溶かして取り除く働くがあります。
さらにマッサージを行う事で血行がよくなり毛乳頭・毛母細胞への栄養補給がスムーズに行われます

集中ケア

 (20078)
ひどいパサつき、傷んだ毛先を集中ケア
ツヤのある美しい髪に仕上げます

洗髪後、タオルドライの後や半乾きの状態で。
純椿油を手のひらに数滴取り、それを伸ばします。
その手で髪の傷みの激しい毛先など、もみ込むようになじませます。 触ってみて、特に傷んでいるところ、乾燥しているところにつけます。
そのまま洗い流さず、ドライヤーでやさしく乾かします。

椿油のアロマオイルヘアパック

 (20079)
用意するもの:
・ 椿油 5ml(小さじ1杯)程度
・ お好きなエッセンシャルオイル 1?2滴
・ ホットタオルorシャワーキャップ
1.髪はあらかじめ、よく梳かしておく
2.椿油に、エッセンシャルオイルを混ぜる。
3.乾いたままの髪と地肌に、2.の椿油をなじませる。ついでに頭のツボ押したりして、頭皮マッサージを。
4.ホットタオルを巻くかシャワーキャップをして、そのままお風呂に5?15分くらい浸かって髪にオイルを浸透させる。
5.シャンプーして洗い流す。
6.髪の痛みが気になる人or石鹸シャンプー使ってる人はリンスを。

あなたにオススメのコンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする