暑い夏はドライヤーを当てる前までの準備が大切です。タオルの二枚使いやマイクロファイバーなどの速乾アイテムを使ってドライヤーを当てる時間を最短にしましょう。そうすることで抜け毛予防、ダメージケアの美髪習慣が身につきます。
暑いからといって髪を乾かさないのはダメージヘアを招く?!
夏の暑い夜、ただでさえ暑いのにドライヤーの温風で髪を乾かすのが億劫・・・
という思いをしたことがある方は多いことでしょう。
ただ暑いからといってドライヤーを使わないのは、髪にとってリスクがたくさんあります。
髪の表面を覆うキューティクルは濡れている状態だととても脆いので、
濡れた状態が長引くほど、枝毛や切れ毛の原因となってしまうのです。
自然乾燥は抜け毛の原因にもなります
また濡れたままにしておくことで頭皮が冷えてしまい、血行不良を引き起こしますので、
髪を育てる毛乳頭に十分な栄養が行き渡らずに抜け毛や薄毛の原因になってしまうこともあります。
また、濡れた状態の頭皮に汗をかくことで雑菌が繁殖しやすい状態をつくり、
臭いの原因となってしまう可能性もあります。
やっぱり、夏でもドライヤーで髪と頭皮を乾かすことが大切なのです。
ドライヤーで素早く乾かすためにはタオルドライが鉄則です
暑い夏は出来るだけドライヤーをかける時間を短くしたいものですが、
素早く乾かすために必須なのが「タオル」です。
シャンプー後、手で髪の水気を切ったら、すぐにタオルで髪を巻きましょう。
タオルで巻く時間が長いほど、水分をしっかり切ることができ、ドライヤーの時間を短縮することができます。
タオルの二枚使いでさらに水を吸収します
洗髪後に髪に巻くタオルが濡れてしまったら、タオルを変えて二枚使いしましょう。
一手間かかりますが、ダブルのタオル使いをすることで
より多くの水分を吸収させてドライヤーを当てる時間をさらに短くすることができます。
上級者はキッチンペーパーを使って毛先の水分を取ることもあり、
ドライヤーの時間を大幅に短縮してくれます。
髪を早く乾かすためのマイクロファイバーのタオルも
髪を早く乾かすためのスペシャルアイテムとしておすすめなのが
綿のタオルよりも吸収力が高いマイクロファイバー素材のキャップ型タオルです。
繊維の隙間を少なくしてあり速乾性のあるマイクロファイバーは吸水力が高く、
シャンプー後にかぶることで水分をどんどん吸収して早く乾かす手助けをしてくれます。
濡れた髪の上からタオルを巻き、ドライヤーを当てる技術
髪を早く乾かすテクニックでぜひ取り入れたいのが
タオルを濡れた髪の上から巻いてドライヤーを当てる方法です。
髪の水分がタオルに向かって吸収され、その水分をドライヤーが飛ばすので、
サウナの中にいるように髪が乾いていきます。
しかもドライヤーの熱が直接髪に当たらないので髪のダメージも防ぐことができます。
根元から乾かすことでスピードアップを
髪にドライヤーを当てる際には毛先を避けて根元から当てることが大切です。
また表面の髪をクリップで留めて、後頭部側などの下半分の髪の根元にドライヤーを当てることで、
より早く髪を乾かすことができます。
毛先はダメージを受けていることが多いので、
根元中心に乾かすことでダメージを与えずにすっきり乾かせ、艶やかな美髪に整えることができます。