【カラーリングとは違う】黒染めは簡単にやっちゃだめ!

髪を明るくするのは簡単にできるのですが、黒く染めなおすのを同じように気軽にやってしまうと後で大変なことに・・・。長期休みの間、髪を明るく染めてたけど学校が始まったので戻さないといけないという学生さん。これから就職活動を始めるので黒く染めたいという就活生のみなさんにも必見。

髪の毛の黒染めの種類。

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•おしゃれ染めや白髪染めなどのヘアカラー
•カラースプレー
•ヘアマニキュア
•カラートリートメント

黒染めに注意が必要な理由。

基本的に市販品の黒染めに関しては、染料濃度が高いです。理由は簡単、黒くならなければ商品として成り立たないから。

ある程度どういったベースの髪にも対応できるよう、基本染料は濃いと思ってください。

(ナチュラル系の髪色戻しなどもあるので一概には言い切れませんが、基本的には)
また「黒くするだけなら傷まないでしょ」と思っている方も多いですが、意外にも市販品の黒染めはアルカリ度(わかりやすくいうと薬剤のパワー)は強めです。

おしゃれ染めと白髪染めなどのヘアカラー

特徴としては
•持ちがいい
•色落ちしにくい
•色の種類が豊富
•髪が傷みやすい

などがあげられます。
黒い髪にいくら色を入れても思い通りのきれいな色にはなりません。

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一度やったら次のカラーリングはかなり難しいということですね。

暗い髪色にしたいのであれば、黒で染めるのではなくカラーの明るさを抑えることで黒髪に近づきますのでその方があとからも明るくしやすいでしょう。

ちなみに、【髪色戻し】には要注意です!!

「髪色もどし」は名ばかりです。

染めた髪の色は戻りませんし、「髪色もどし」でさらに黒く染めた髪はもう、元には「戻りません」

カラースプレー

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面接などで一日だけ黒くしたい時にはシャンプーで落ちるカラースプレーがおすすめです。

学校が始まったけど髪色を戻し忘れてた!という時に一時しのぎで使用する分にもいいですね。
ただ、むらになりやすくきれいに染めるには少し慣れが必要でしょう。
髪にスプレーするときに飛び散ってほかのものにつかないように気を付けてくださいね。
黒くした後でも色移りしやすいので持ちものや、服にカラー剤がついてしまわないように注意が必要です。
特に首まわりや襟元は色移りしやすいので注意しましょう。

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ヘアマニキュア

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おしゃれ染めなどのアルカリカラーに対してヘアマニキュアは酸性カラーといいます。

おしゃれ染めのように髪を脱色することなく髪の表面に色を付けるので、髪にダメージをあたえません。
ただ髪の表面に色をのせるので、髪が傷んでいるときれいにそまらなかったり色落ちしやすくなります。
お化粧と同じで肌が荒れていると化粧のりが悪くなるような感じですね。
おしゃれ染めのように脱色してから色をいれるのではなく、地毛の色の上に重ねて色をのせるので黒髪を明るい色にするのは難しいです。
明るい髪を黒くしたい場合も同じで、明るい髪色の上に黒を重ねるのでしっかり黒く染めたい人には物足りないかもしれません。
髪を傷めずつや感のある自然な髪色にしたい人にはおすすめです。
シャンプーのたびに色が落ちていくので長持ちしにくいという特徴もあり、2~3週間ほどで効果はなくなります。

カラートリートメント

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毎日のシャンプーと一緒に使用することで自然に黒く染めることができます。

髪も傷みませんし、毎日徐々に染めるので使い続けてる間は色落ちの心配もありませんが、すぐに黒くしたい!という人には向きません。
1回の使用ではあまり効果は感じられず4~5回くらいから効果が出てくるという感じです。
使用をやめると1週間ほどで色落ちしてきます。
白髪を毎日のケアで継続的に染めたいという人にはおすすめです。

これはカラーリングのためというよりも白髪染めでよく見るタイプですね。

でもあんまり色が入らないというか、抜けやすいイメージです。

【ポイント】黒染めを長持ちさせる秘訣。

カラー剤を流すときはまず乳化させる

美容室でカラーを流すシャンプーをするとき、シャンプー台にお湯をためて美容師が髪をパシャパシャしていたという経験はありませんか?
あれは少量のお湯をカラー剤となじませ「乳化」させているのです。
乳化させることで色をなじませむらを少なくする効果があります。
塗布したカラー剤を流すのに、いきなりシャワーでザーっと流してませんか?
カラーの仕上がりが変わってくるので頭皮から毛先に向けてしっかり乳化させてからよくすすぎを行い、シャンプーをしましょう。

さらにしっかり染めるポイント。

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①髪にワックスやムースなどがついている場合は、シャンプーして乾かす。

髪にワックスなどの整髪剤がついていると、上手く染まりません。
染まりムラの原因となるので、シャンプーで洗い流しましょう。

何もつけていなければ、そのままで大丈夫です。

また、濡れていてもムラの原因となります。
洗ったあとは乾燥をしっかりと。

④えりあし⇒後頭部⇒左右⇒前髪⇒頭頂部の順で塗っていく。

染剤を塗っていきましょう。

ポイントは次のとおり。

・髪の根元に触れないように

・染剤はケチらない、しかし少しだけ残す

・塗りにくければ、手で塗る

上でも書いたように、ヘアカラー材は温度が高いほうが早く染まります。
そのため、体温の高い根元は染まりやすいんですね。

根元は後でなじませるので、最初は染剤が触れないように。
最初から塗ってしまうと、「髪の根元だけ明るい」なんてことになりますよ。

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黒染めについてしっかり知って、

サラサラ黒髪を目指しましょう。