『ビタミンC』と聞くと「シミとかに効果的らしい」「美白効果があるらしい」と…よく『らしい』と聞きませんか?「ビタミンC配合で美白効果!」などと謳われた商品をスキンケアなりサプリメントなりで色々と目撃しますが、実際その効果は「・・・?」と、ぶりこは思います(笑)正直、ポピュラー過ぎるがあまりイメージが先行してしまっているようにも感じます。。。今回はそんなビタミンCの基礎知識と『摂取するにしても効果的な摂取方法とはどいういったものなのか?』『そもそも本当にそういった効果は立証されているのか?』『ビタミンC誘導体ってなに?』を調べてみました☆
まずは知ってるようで知らないビタミンCのハナシから♪
ビタミンには水溶性のものと脂溶性のものとがあり、ビタミンCは別名アスコルビン酸と呼ばれる水溶性のビタミンを代表する一つです。ビタミンCは白色の板状または針状の結晶性の粉末で、水に溶けやすく、強い酸味があります。また、ビタミンCは大変壊れやすく、酸・アルカリにも弱く、熱や光や酸素によっても破壊されてしまいます。タバコや過度な飲酒やストレスなどといった日常的なことでもビタミンCはどんどん消費されてしまいます。
ビタミンCは水溶性のビタミンであり、果物や野菜に多く含まれます。ビタミンCは小腸から吸収され、体内に十分なビタミンCがある場合は、腎臓から尿として排出されます。他の多くの栄養素と同じで、ビタミンCが不足している場合は体内への吸収率が多くなり、ビタミンCが十分にとれている時は吸収率が下がります。哺乳動物の多くはビタミンCを体内で作ることができますが、ヒトは体内でビタミンCを作ることができないので、食事から摂取する必要があります。
ビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。これより皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたりします。さらに、抗酸化作用もあり、有害な活性酸素から体を守る働きをすることから、動脈硬化や心疾患を予防することが期待できます。
ストレスは美肌への大敵だ、といわれていますが、きっとそういった関係もあってのことなのでしょうね。。。
実はこんな事実と仕掛けがあった❓!
ところで、ビタミンCの色や味について、「黄色くて酸っぱい」というイメージを持っていませんか?実はそれがビタミンCの誤解。実際の色は透明なのです。高濃度になると若干の酸味がありますが、食品やサプリメントに使われる程度の濃度では、ほぼ味はありません。ビタミンCを沢山含んでいる野菜のカリフラワーですが、白くて酸味もないですよね。
「ビタミンC=柑橘類」のイメージを持っている人が多いため、お菓子やジュースでは黄色くしたり酸っぱい味を付けることが多くなっています。これは、「ビタミンCがたっぷり入っている」という気分にさせるための仕掛けだったのです。