ヘアケアは大切といっても、改めて時間をとってケアをするのはなかなか大変。お風呂に入っている時間は、手が空く時間でもありますし、時間がムダにならないので手軽で便利です。
お風呂でヘアケアをするメリット
お風呂でケアをするメリットとして、時間の節約になる以外にも、蒸気や温度が髪のケアをするのにちょうど良く、髪に良い成分が浸透しやすいというメリットがあります。せっかくケアをするなら、その効果を最大限に生かせるタイミングでしたいものです。だからこそ、蒸気と温度が髪にとっても良い効果のある、お風呂タイムに行うことが効果的なのです。
お風呂でのケア、具体的な方法は?
簡単なのは、ヘアパックやトリートメントなどのスペシャルケアを取り入れること。毎日湯船につからないという方でも、できるときだけで十分に効果があります。しっかりと髪になじませる時間を取るのがコツですので、髪を洗ったあとトリートメントをして、その後湯船につかる時間を取りましょう。温かいタオルで髪を巻いて時間をおくと、さらに成分が浸透して効果的です。
5分間お風呂につかる
お風呂につかった後に体を洗った方が、皮脂や汚れが落ちやすくなります。まずは湯船につかりましょう。シャンプー→コンディショナー→体の順で洗います。コンディショナーはつけておき、体を洗った後に洗い流しましょう。少し置いた方が美容成分が髪に浸透します。
リラックス
バスタイムは一番リラックスできる時間。とことんリラックスしましょう!電気を消してキャンドルをつける、アロマの香りをかぐ、また深呼吸をすると、代謝アップに。腹式呼吸で10回ほどゆっくり深呼吸をしましょう。
お湯の4要素
【温度】お湯の温熱効果によって体が芯から温まり、毛細血管が広がることで血液の流れがスムーズになります。【静水圧】静水圧のマッサージ効果が皮下の血管にもほどよくかかり、滞りがちな血液やリンパを押し出してくれます。
【浮力】お湯につかると浮力によって体全体が軽くなり、普段体重を支えている筋肉や関節の緊張をほぐしてくれます。
【水流】シャワーの水流がほどよいマッサージ効果となり、体の疲れを癒してくれます。
シャンプー前は予洗い&よく泡立てて、髪に優しく
ブラッシングで髪の絡まりをとりながら、頭皮の血行を促進!その後、ぬるま湯で髪全体を十分に流し、頭皮の皮脂や髪の汚れを落とし、よく泡立てたシャンプーで揉み洗い。キューティクルを傷めないように、上向きで洗うのもポイント。
ヘアケアの基本、髪の毛を乾かす
女性でも男性でもお風呂から上がったあと、髪を自然乾燥で乾かしている方もいるのではないでしょうか? 髪の毛はぬれている間にキューティクルがとてもはがれやすい状態になっています。 ぬれたまま放置しておくと、枕や様々なところとの摩擦でキューティクルがはがれてしまうだけでなく、頭皮の雑菌も繁殖しやすくなってしまいます。また、濡れた髪が頭皮の温度を下げるので、頭皮の血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなると髪の栄養が行き渡らず、髪の毛の成長を妨げてしまうのです。
タオルドライでちゃんと乾かし、ヘアエッセンスを髪の内部に閉じ込める。
洗いたてのベタベタに濡れた髪にドライヤーをあてていても、いつまで経っても乾きません。とにかく時間の無駄です。大切なのは乾かす前のきっちりとしたタオルドライです。このひと手間で乾かす時間を大幅にカットできるのです。
髪の毛はすぐに乾かす
洗髪してタオルドライした後は、なるべくすぐにドライヤーで乾かしましょう。 顔と同じ1枚の皮膚である頭皮を、濡れて雑菌が繁殖しやすい状態で放置してはいけません。 お風呂上がりの場合は、顔のケアが終わったらすぐに乾かす、または顔のケアと平行しながら乾かすと良いでしょう。化粧水や美容液が皮膚に浸透するのにそれぞれ3分かかりますので、その待ち時間にドライヤーで乾かすと、リズミカルに乾かせて良いでしょう。
乾かすのは髪の内側から
髪の毛を乾かし始めるのは、髪を内側から手で持ち上げてその手の付近から乾かし始めましょう。
頭皮でも毛先でもなく、頭皮に近い髪の毛あたりからです。毛先はもともと乾きやすく、その分痛みやすいのでなるべく直接ドライヤーの風を当てないようにします。他の部分を乾かしている間に乾いてしまうでしょう。
頭皮にも直接ドライヤーの風を当てないようにします。水分が奪われて乾燥してしまうからです。