原産地はヨーロッパと言われていますが、今では世界中で栽培されている人気ハーブ。古代ローマ人はラベンダーを入れ入浴していたと言われています。そして抜け毛にもいいようです。
花壇に植えて花を楽しむほか、花や茎、葉などに芳香がありハーブとしても扱われます。蒸留して得られた精油(エッセンシャルオイル)は香料や香水の材料になります。芳香の主成分は酢酸リナールやリナロールでこの2つで芳香成分の8割以上を占めます。いくつかの種から精油が採取できますが、その中でもイングリッシュラベンダーが最も質が高いとされています。花を乾燥させたものはポプリになります。
精油として利用されているのは、スパイク・ラベンダー、ラバンジン、フレンチラベンダーの3種類です。ラベンダーは、これらの種類と区別するために「真正ラベンダー」とも呼ばれています。
ラベンダーは心の中核を支える働きがあります。感情の全体のバランスをとってくれ、心を落ち着かせてくれます。また、溜まってしまった感情を解き放つ作用もあります。押し殺して行き場のなくなった感情を解消してくれます。特に、人の目を気にして自分の気持ちを表現できずにいる人を助けてくれます。
紫色の花も美しいラベンダー。肌にも身体にも心にもさまざまな作用をし、効能が多いので、万能精油とも言われています。シソ科の低木常緑樹、ラベンダーから採取される（アロマ）オイルです。その香りには緊張を和わげたり精神の安定に効果があります。
原液に触れても肌荒れを起こしにくい稀有なオイルです。
水蒸気蒸留法によって、開花した花の先端部分から抽出しています。 ラベンダーは火傷、日焼け、筋肉痛、虫刺され、お肌のトラブルなどに対しての民間療法で使用されることが多く、重宝されています。
アロマセラピー用エッセンシャルオイルとして人気のラベンダーオイルは、そのリラックスできる香りからバスタイムやお休みタイムに是非活用して頂きたいオイル。もちろんヘアケアにも使うことができます。髪の成長を促進し、抜け毛を予防する効果が高いラベンダーオイル、およそ数ヶ月使い続ければ、その効果を実感することができます。
消炎作用、殺菌作用、鎮静作用により頭皮の炎症やかゆみを抑え清潔に保ちます。皮脂分泌を整える効果があり頭皮のべたつきを抑えます。頭皮を柔軟に保ちます。また抜け毛の原因である５―αリラクラーゼの活性を阻害し育毛に優れています。
ラベンダー油は髪毛の活性に役立ち、脱毛症を含む、毛髪のさまざまな問題を治療するために使用されているポピュラーなエッセンシャルオイルの一つです。
まず、精油は原液塗布厳禁のものである。と理解してください。その上で、原液塗布が例外的にＯＫなものが２つあります。ラベンダーとティーツリーです。
ということは、髪に直接つけられる精油はこの２つしかなく、基材での希釈なくして「たくさん、香りを」「その日の気分で」は実現できません。
