ニキビ、頭皮にできやすいことご存知ですか?頭皮にできると薬も付けづらいし、なかなか治らない・・・。悪化すると脱毛の原因にもなるんです。頭皮ニキビについて知っておきましょう。
ニキビは顔や背中など毛穴が多い箇所にできやすいと言われていますが、実は身体にあると言われる120万個の毛穴のなかで頭が一番数が多い事をご存知でしょうか?
頭皮は、毛穴の数が多く、毛穴同士が密集しているので、皮脂の出る量が顔よりも多いので、頭皮ニキビができやすいです。
ニキビというと顔や背中にできるイメージがありますが、なんと頭皮にもできるのです。そして、頭皮には毛が生えていますから、ニキビができたらきちんとケアしておかないと、恐ろしいことに抜け毛の原因にもなってしまいます。
頭皮ニキビの原因
頭皮は皮脂腺が集中している、いわゆる脂漏部位です。
ですから他の部位のニキビ同様、頭皮ニキビが発生する直接的な原因は、アクネ菌の繁殖です。
頭皮にニキビができてしまったのを確認できた場合、決して自分で潰さないようにしましょう。ただでさえ目では確認しにくい場所ですし、間違ったケアは症状を悪化させる危険があるので、とてもリスキーです。頭皮にできたにきびは目で見えない分、余計気になってしまって、つい手で触りたくなってしまうものですが、手についている菌がつくことで炎症を起こす可能性もありますので、触らないよう、我慢が必要です。
頭皮ニキビができてしまう人のやっている洗髪方法として多く見られるのは、頭皮の皮脂を落とそうと考えるばかり、1日に何回も洗髪したり、強く頭皮をこすったりしているということです。
このような洗髪方法は、頭皮を痛めるだけでなく、頭皮に本来必要な皮脂をも取り除いてしまうために、頭皮のバリア機能が低下し頭皮ニキビができやすくなってしまいます。
頭皮ニキビで絶対にしてはいけないことは「自分で潰すこと」。
頭皮が傷つくだけでなく、炎症を起こしたり、脱毛してしまう場合もあります。
またニキビの原因の皮脂を取り除くために過度な洗髪をしないようにしましょう。
余計に皮脂分泌を促してしまう可能性があります。
肌のゴールデンタイムは夜の10時から深夜2時までの間と言われていますが、頭皮も肌の一部ですから、この時間に睡眠を取ることで頭皮にも良い影響が及びます。
十分な睡眠を取ることができれば、新しい皮膚細胞が生まれ、頭皮ニキビの炎症を抑えることができます。
睡眠不足は炎症をおこしているニキビ解消の邪魔をするだけではなく、皮脂の過剰分泌がすすみ、新たに頭皮ニキビができやすい状態にします。
揚げ物など油を使った料理を多く取ると、皮脂が過剰に分泌されるということは多くの人が知っていると思いますが、それ以外にも糖分や香辛料の強いものは頭皮ニキビに悪影響を与えるものとされています。
糖分は皮脂腺を、香辛料は汗腺を活性化させますから、毛根に皮脂などがたまりやすくアクネ菌が増殖しやすい状況になってしまうのです。
その原因は何でしょうか?