紫外線がダメなのはお肌だけじゃないんです!頭皮も髪も大きなダメージを受けてしまうのでしっかりケアをしましょう!
紫外線で老化するって本当?
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光老化、という言葉を聞いたことがありますでしょうか。これは紫外線が肌の奥まで入り込み、徐々に細胞を壊すことで、実年齢とは関係なく老化をしていくという、世にも恐ろしい老化現象なのです。
この言葉を知らなくても、紫外線がシミを作ることはおそらく皆さん知っていることかと思うので、最近は若い方でも、肌にはUVカットの日焼け止めクリームを塗っていることと思います。
様々な悪影響がでる
髪の角質層を形成する成分「ケラチン」。ケラチンとは、18種類のアミノ酸で構成されたタンパク質の総称で、水分に富んだ弾力性のある繊維状の成分です。このケラチンは他のタンパク質にはほとんど含まれない「シスチン」を約18%も含んでいます。
しかし紫外線を長時間浴びる事によりこのシスチン結合は切断され、髪を汚れから守ったり栄養素をキープする役割を果たしているキューティクルをはがしてしまいます。
それにより髪は傷んでしまい、髪のメラニン色素も変異。その結果、髪に様々なダメージを与えてしまうのです。
キューティクルが傷み、壊れ、剥がれます。
毛幹を構成するケラチン繊維も至る所で壊れたり劣化が進んでいきます。
ぱさぱさ、ガサガサ、ゴワゴワ、枝毛、切れ毛……紫外線は間違いなく大きなダメージを与えているのです。
髪と頭皮の日焼け対策はしっかりとやりましょう
紫外線が髪に与える影響も深刻ですが、頭皮に与えるダメージも相当なものです。髪は、赤茶けたりすることで、見た目でもその傷みが確認できますし、パサつく手触りや、乾燥などで、そのSOSを察知することができます。
帽子・日傘で日差しを避ける外では帽子をかぶる、また日傘をさす、もうこれは顔のUV対策にも関わってくることなのでもはや当然の対策方法ですね。髪が浴びる紫外線の量は顔の3倍にもなりますので外出する際は帽子や日傘で毛髪を守りましょう。
そしてもちろんこれらのアイテムはUVカット素材のものを選んでください。
また髪が長い場合は紫外線を当たる面積を減らすために結んだりしてまとめたほうがいいですね。
お出かけ前にはUVカット効果のあるトリートメント剤をつけるのが良い方法です。また、髪を洗った後にはイオンドライヤーで優しく乾かすのも良いと言われています。
自分で日焼け止めを作ってみるUVカットの製品を買うのもいいのですが、自分で作ることも可能です。SPF25程度の日焼け止めをティースプーン2杯に対し水をカップ一杯で薄め、スプレーボトルに入れて良く振って混ぜましょう。
頭皮も忘れないで露出されている頭皮には顔や身体に使っている日焼け止めを塗るようにしましょう。頭皮も日焼けして、皮がむけてしまうなんてこともあるのです。勿論ですが、一緒に耳にもつけてあげてくださいね。
紫外線の強い時間の外出を控えるこれはもし可能ならということになりますが、紫外線の強い午前10時~午後2時の間は外出を避けるとなおいいですね。
特に午前11時~午後12時が太陽が一番高くなりますので、この時間を避けれるなら避けましょう。