朝起きてしつこい寝癖がついていると、セットに時間がかかってしまい急いでる朝は特に焦ってしまいますよね。時間をかけずに綺麗に整えることができれば、と常に思っている女性は多いことでしょう。今回は正しい寝癖の直し方についてご紹介していきます!
寝癖はなぜついてしまうのでしょうか
寝癖の原因は水素結合にあります。「水素結合」とは水に濡れると結合が切れて形を変化でき、乾くときに形が決まるというものです。
ですから、しっかりドライヤーで髪を乾かしてから寝るということが重要なのです。
髪は濡れている方が癖がつきやすく、半乾きの状態で寝ることによってグチャグチャな寝癖が付いてしまうのです。
また、まとまりにくいショートヘアの方が寝癖が酷くなる傾向にあるので注意が必要です。完全乾燥、これがキーワードとなります。
大体乾いたかな、と思って寝ると、朝起きてから後悔することになるかもしれません。
乾かし方が自分で思っているよりも十分ではなかったということになります。
寝癖をつかなくするためにも、髪が十分に乾いたかどうかの判断基準を知っておくことが大切です。
完全乾燥、という言葉を意識して丁寧にドライヤーをしましょう!
寝癖をつかなくする予防方法
低反発枕を使う
枕を使って寝る人がほとんどですが、この時の枕の形、種類によって寝癖がつきやすいです。オススメの枕は低反発枕です。低反発の枕は柔らかく頭の形に形状を変え、頭が固定され寝癖がつきにくくなります
また前髪の寝癖を防ぐためには仰向けで寝るようにするといいでしょう。
髪を束ねて寝る
寝ぐせがつくのは髪が曲がった状態で乾燥するために出来てしまいます。ですので、髪をまっすぐに固定して寝ると寝ぐせは付きにくくなります。
軽く束ねてねると髪がバラバラにならないので寝ぐせが付きにくくなります。
ただし、ゆるく縛ることが大事です。
きつく縛って寝るとそこで跡がついてしまうので、ゴムよりもシュシュでかるくまとめるのがポイントです。
また前髪だけ寝癖を付けたくないという人は前髪だけを結んでちょんまげ状態にして寝ると◎
帽子をかぶって寝る
髪を乾かした後に、ゆるいニット帽やパーカーのフードをかぶって寝ると、髪が程よく固定されて、寝癖ができにくくなります。
帽子に限らずパーカーのフードでも効果があり、紐を少し締めれば寝ている間に帽子がずれる心配もないですね。
予防しても寝癖がついてしまった場合の直し方
蒸しタオルを使おう
蒸しタオルを髪に当てるのも寝癖直しに効果的ですね。大きめのフェイスタオルを水で濡らし、軽く絞ってチャック付きポリ袋の中に入れ、電子レンジで1分前後ほど温めると蒸しタオルの出来上がりです。髪の生え際から、髪がしっとりするまで当てて、癖がまっすぐになるようにブラシを使って乾かしましょう
温める時間も1分と短いので、(温めすぎるとやけどするおそれがあるので注意)朝のヘアセットにかかる時間を短くすることができますね。
それでも頑固な寝癖はドライヤーで
寝ぐせを直すには、うねりや跳ねている部分だけをブローするのではなく、髪の根元から修正をすることが大切①髪の毛の流れをつくるのは根本なので、ここをしっかり濡らすことが大切
【ポイント】大半の方は一見はねている毛先を濡らそうと思ってしまいますが、実はそこが間違い。はねている毛先をいくら濡らしても原因となっている根元がそのままでは寝ぐせは直りません
【ポイント】濡らしてすぐに乾かしても、水分が髪の内部まで浸透してないので寝癖は直りません。なので濡らしてから数分放置しておくことが大切
②頭を下げて、上から下に向けてドライヤーの温風を当てましょう。こうすることで、頭の丸みに沿った自然な内巻きに仕上がります。
毛先の跳ねが気になる人は、手で毛束をとって、内巻きにねじりながら温風をあてるといい
温風でスタイルを作ったら、仕上げに冷風を当てて固定すると崩れにくくなります
急いでいることが多い朝だからこそ、寝癖直しばかりに時間をかけていられないですよね。
今回ご紹介した方法を是非試してみてください。
時間に余裕ができるとお弁当を作る時間ができたり、余裕を持って通学・通勤することができるようになりますよ♪