白髪染めで「やっちゃいけない」カラー選びとメンテナンス法！

不自然になってしまう”カラー選びのNGポイントとメンテナンス法！

「白髪染めで一番大切なのは、カバー力と自然さ。だから、もともとの自分の髪の色に近い色を選ぶことが大切なの。日本の女性だって、黒髪とはいえ、真っ黒じゃないでしょ？　正確にいえば、まっ黒っていうよりもダークブラウンじゃない？　だから、黒い白髪染めで真っ黒に染めると、本当に不自然になっちゃうのよね」

心当たりがありませんか？　“真っ黒に”染めるのはNGなんですね！　それでは、どういった色が好ましいのでしょうか？

「日本の女性には、ダークブラウンやダークアンバー（赤みのかかった茶色）なんかが合うと思うわ。もとの髪色よりも少し明るくても、カバー力があれば大丈夫よ。そのほうが顔が明るく見えて、老け顔防止にもなるのよ。

あとは、ハイライトを入れることね。このテクはすでに定着しているけれど、何色も使って上手にハイライトを入れていけば、白髪が目立ちにくくなるわよ」

なるほど。私たち日本人には、暗めのブラウンまたはアンバー系の色が似合うということなんですね。できれば、美容院であなたにあった色をきちんと調合してもらうのがベストだそうですよ。

「もちろん市販のトリートメント剤を使うのも効果があるけど、一番効くのは、やっぱりオリーブオイルのパックだわね。ただし、必ずエクストラバージンのオリーブオイルを使うこと。

洗髪前にオリーブオイルを髪につけて、その上から熱いぬれタオルで覆い、5分くらい放置したあとでシャンプー、トリートメントをしてみて。キシキシしなくなるし、ツヤもでるわよ」

また、根元から白髪がのぞいてきたら、全体は染めないで、根元だけ染めるようにしていけば、髪の痛みをかなり防げるそうです。全体染めは、数ヶ月おきにした方がいいそうですよ。