【パーマやカラーの時期は?】生理周期で知る、今の時期に必要なヘアケア♡

生理の時期はカラーやパーマは控えるようにって言われたりしますが、生理とヘアケアって何か関連があるのでしょうか?女性だからこそ知っておきたい、生理が髪に与える影響。それをしって効果的にヘアケアを行いましょう!

生理周期を知っておく!

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生理とは女性の子宮内膜に受精卵が着床するための身体の準備期間です。月経には4つのステージがあります。

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卵胞期:脳下垂体からエストロゲン(卵胞刺激ホルモン)が分泌し、数個の卵胞が発育する。子宮内膜は厚みが増し、妊娠に備えて増殖する。

排卵期:エストロゲンの分泌がピークに達し、卵胞刺激ホルモンの分泌が抑制されると、今度はプロゲストロン(黄体ホルモン)が分泌される。もっとも成熟した卵胞を刺激して排卵が起こる。

黄体期:排卵した卵胞は黄体組織に変化しプロゲストロンを放出する。子宮内膜は厚みを増し増殖する。

月経期:受精卵が着床しない時、黄体組織はしぼみプロゲストロンが急激に減少して行く。妊娠していない子宮内膜はやがて剥がれ落ち生理がはじまる。

それぞれの時期によって、気持ちが不安定だったりイライラしたりしますよね。
同様に、肌や頭皮の状態も変わるんです。
その時期にぴったりなケアを知っておいて、効果的に美髪を目指しましょう♡

「月経期」はゆったりのんびり過ごしましょう。

血行が悪い月経期は、血管を収縮・弛緩させるエストロゲンの量が減っていますので、血液の循環が悪くなっています。
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生理痛などで何かと辛い思いをされる方もいらっしゃるでしょう。なのでこの時期は顔のストレッチや頭皮マッサージ、ツボ押しなどを行うことをおすすめします。月経中のストレスは「気持ちいい」と思うことで解消しましょう。
美容室でカラーリングやパーマを行う場合は、必ず生理中は避けるようにしたほうがベストです。

生理中は普段と違い皮膚や身体が過敏になっていますので、今まで使っていて大丈夫だったカラーリング剤やパーマ剤であってもアレルギーやかぶれなどを引き起こす可能性があるからです。

この時期は、ゆったりと自分の体を労わってあげることが必要ですね。

生理後の「卵胞期」は調子UP↑

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排卵までの期間は、基礎代謝が上がり新陳代謝も盛んな時期です。血液の循環も促進され毛髪や頭皮の状態が良いため、積極的にヘアケアをしましょう。
生理直後から排卵日にかけての約1週間は、皮膚のバリア機能や保湿機能が高まる時期。肌も髪もツヤがあり、比較的刺激やダメージを受けにくいタイミングでもあるので、カラーリングやパーマ、むだ毛処理といったケアはこの時期に行いたいもの。
バリア機能が高まっているので、カラーリングはこの時期に。同じタイミングでトリートメントを行うことで、髪の底力を整えておくことが出来ます。

「排卵期」は髪と頭皮を丁寧にケア!

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排卵後はエストロゲンが急激に減少し、肌や頭皮の状態が不安定になってきます。この時期は頭皮と髪を丁寧にケアする期間にしましょう。
排卵前にかけたパーマやカラーで、ダメージを受けやすくなっている髪を、トリートメントなどでいたわってあげてください。頭皮用のローションなどで頭皮に栄養補給するのもいいでしょう。

「黄体期」へ頭皮ケアを重点的に!

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月経前はプロゲステロンが多く分泌され、皮脂の働きが高まります。それで肌や頭皮は、たくさん分泌された皮脂によってベタベタした状態。この時期は、このベタベタを解消するようなケアをするといいでしょう。
毛穴をキレイにするつもりで。スカルプシャンプーを使って頭皮を洗ったり、頭皮マッサージをしたり、サロンでヘッドスパなどを受けるのもいいですね。
この時期に注意して欲しいのは、血液の循環が衰え毛髪が弱くなっている状態ですので、シャンプーのしすぎやヘアカラーなどは控えましょう。毛髪をケアするより、頭皮の血行を促進するようなケアがおすすめです。
指で優しく頭皮をマッサージするのがおすすめです!