『乾燥かな。。。頭皮が痛いかも。。。』それ乾燥だけじゃないかも。

ふと気が付いたときになんだか頭皮がピリピリしている気がする。。。そんな時ってありませんか?乾燥かな?と思っても顔や身体と同じように対処していいものかもわからないし。。。そもそも乾燥だけが原因なのか心配になりますよね。今回は近年増えているとう『頭皮神経痛』に関する内容を調べてみました。

頭皮の痛み、痛み方によって原因は違う

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薄毛になっている部分、あるいは抜け毛がひどい状況が続いている時に、
頭皮が ピリピリと痛い
頭皮がヒリヒリする
または、頭皮が灼熱感を持っている感じ
を覚える場合があります。
頭皮に触れたり、触れなくても慢性的に刺激を感じる場合がありますし、
抜け毛がひどいとさらに不安になりますよね。
あまりに痛みがひどく、耐えがたい場合は、「頭部神経痛」という別の疾患である場合があります。
こんな症状には注意!
頭皮の乾燥は顔や手が乾燥するのと同様に、ある程度までは自然な現象です。
この場合は、軽めの保湿ケアで十分に対策できます。
しかし、以下の様な症状を伴う場合は、より丁寧で早めの対策が必要です。
大量のフケを伴っている
ヒリヒリとした痛み・強いかゆみ
頭皮が赤くなっている(炎症・湿疹)
抜け毛が多い・髪質の悪化(パサつき)
上記のような症状は、地肌がかなり荒れ果てている影響(頭皮環境の乱れ・悪化)で発症しています。
これらの症状は、放っておいて改善する場合もありますが、大抵は症状が長く続いたり、さらに悪化するケースが多くなっています。
パーマ液やヘアカラー剤などによるアレルギー

美容院へ行ってきた後に頭皮が痛い!このような体験をした人はたくさんいると思います。僕たち美容師でも、自分のヘアカラーの後やパーマの後に頭皮が痛いことがあります。これははっきりとした原因はわからないのですが、体調が大きく関係しています。

なんとなく疲れていて抵抗力が弱っているときなどは、パーマ液やヘアカラー剤等に含まれている成分が頭皮に刺激を与え、アレルギーのような頭皮が痛い症状を発生させます。

対処する方法としては、体調がおもわしくない時はヘアカラーやパーマをしない事。薬をカバーするオイルを頭皮につけるなど、ヘアーカラーやパーマをする前に美容師に相談してください。

頭痛以外での頭が痛くなる、というのは乾燥やニキビのイメージでしたが神経痛の場合などがあるようですね。いまいちピンときませんね。。。掘り下げていってみましょう。

ピンとこない。。。『頭皮神経痛』?症状は?

頭が痛い時って頭痛になってしまった
のかなって思うのが普通ですよね。

でも頭痛は頭全体がズキズキして痛い
のですが、なぜか頭頂部や後頭部だけが
痛くなってしまう…

もしかして偏頭痛ではと思うけどもそれも
なんとなく違うっていう場合は、頭皮が
神経痛になってしまっている可能性があります。
「頭皮が神経痛?」って思うかもしれませんが
頭皮神経痛(後頭神経痛)という
頭のてっぺんや後頭部が痛くなる神経痛です。

以下の痛みを感じたら頭皮神経痛かもしれません。

ビリッとする一瞬の電撃的な痛みで繰り返す。間隔は数秒から数時間で一度痛み出すと数日から数週間継続する。
痛みがないときでも、患部に違和感やしびれがあり、触ってしまう。
刺すような痛みが特徴だが、それ以外には吐き気やだるさなどといった症状はない。

この痛みの感じる場所は、首の付け根から後頭部に発生する事が多く、耳の後ろから頭頂部に沿ったあたりまで感じる事が多いそうです。あまりおでこの方には痛みは出ないものです。そして、あくまで頭の表面、頭皮に痛みが走るため、髪の毛を触っただけでもピリッとした痛みを感じます。

痛みはピリッピリッと断続的で短いのが一般的です。

頭皮の痛みの原因で最近多いのが、この頭皮神経痛。後頭神経痛とも呼ばれているピリピリ、チクチク、ビリビリといった症状が一時的に起きるもの。

通常はまったく痛みを感じないが、髪をかきあげた時や風で髪がなびくだけでも頭皮が痛い。酷くなると頭皮に触れるだけでもピリっと痛みが走ります

一瞬ドキッとしましたが、どうやら酷い場合は血管が切れたかと思うような痛みの衝動が起きるようです。本当に酷く悪化された方は死を覚悟して病院に行かれたそうです。『死を覚悟』とは全くもって穏やかでないし、恐ろしさすら伺えますよね。。。

主な原因と改善策は?

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なりやすい人は。。。

・肩コリや首のコリによる神経の圧迫。

・季節の変わり目に身体がついていけない。

・生活環境の変化で神経が過敏になっている。

・血行不良で代謝が落ちている。

・長時間おなじ姿勢でいる。

・低血圧の方に出やすい。

痛いのもイヤだけど。。。ココが怖い!

頭皮神経痛が髪に与える影響

頭皮神経痛自体が、髪に悪影響を与えることはありませんが、ストレス、不規則な生活習慣、肉体疲労、姿勢の悪さ、運動不足など、頭皮神経痛をおこす原因になったことは全て髪に悪影響を与えます。
なぜなら、その原因全てが、新陳代謝が順調に行われなくなってしまう原因だからです。

新陳代謝が活発におこなわれないと、頭皮が硬くなり、血液の循環が悪くなるので、髪に栄養が行き渡らなくなります。
その結果、抜け毛が増えたり、髪の毛自体が細く質の悪い髪の毛になってしまったりというような現象が起きてしまいます。
そして、頭皮神経痛が断続的に続いている場合には、毎日のブラッシングや、定期的に行うと良い頭皮クレンジングなどの頭皮ケアが痛みの為にできないので、ますます頭皮が硬くなり、老廃物も貯まってしまうので、非常に不健康な頭皮になってしまうのです

後頭部神経痛の診断は脳神経外科で行います。

どうしても、病院に行かなくてはいけないのかと言うと
そういう事でもありませんが、
頭痛の怖いところは、他の症状が隠れている事があるという事です。

たとえば、後頭部神経痛と似たような症状を呈する病名として
解離性脳神経動脈瘤という物があります。

解離性動脈瘤か後頭部神経痛かどうかは
MRIやCTなどで血管の撮影をし、
専門の医師が診断する以外にありません。

ですから、痛みが続くとか、気になる症状が他にも有るというのなら
脳神経外科を受診しましょう。

このような痛みは肩こりや首のこりが強いときに起こりやすい傾向にあります。解剖学的にこれらの神経は頭を支える頸部の筋肉の間から皮膚の表面に出てくるため、筋肉による圧迫を受けやすいためと考えられています。これらの神経痛は治療をしなくてもたいていは1週間ほどで自然に消失します。危険な頭痛ではないので心配はいりません。
痛みが強い場合はビタミン剤の内服や注射が効果的です。この治療により痛みが徐々に改善し、通常の鎮痛剤を使わなくてもよいことが多いです。

後頭神経痛は日本人に比較的多く、痛みも強いために日常生活に支障が出ることもあります。痛みが強い場合は、一度、かかりつけ医あるいは頭痛専門外来にご相談ください。

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傾向を把握して治療

頭皮神経痛だけでなく神経痛になる原因の多くは疲労による体の異常だと言われています。

連日の残業や休日返上で仕事をしているようなサラリーマンは肉体的にも精神的にもストレスを抱えています。

このような人たちが後頭神経痛を発症しやすいようです。

生活習慣がみだれることによって引き起こされる病気だとも言えます。

しかし全てがこのようなストレスからくるものだと断定はできません。

特に頭皮神経痛は頭ですから、腫瘍などの恐れも十分に考慮しMRIやCTで検査したほうが良いと思います。

くれぐれも自己判断で解決せずに医師の診断の元で原因をつきとめるようにしましょう。

頭皮神経痛は生活習慣の乱れが原因ともいえますが、年を重ねるにつれ代謝が落ちてきても症状があらわれます。

個人的には、低血圧の方がなりやすいように思います。また、長時間おなじ姿勢でいることで、肩コリによる血行不良も原因になります。

ある程度の痛みは鎮痛剤でごまかせてしまうようで、ソレによって結果的に悪化して通院されることもあるそうです。。。他にも実は頭皮神経痛ではなくまた別の病気の兆候だった場合も。。。やはり「少しでもおかしいな?」と思われた場合は必ず病院や診療所で適切な診察を受けることをお勧めします。
忙しくてなかなか時間が取れないという方も、しばらく鎮痛剤で抑えつつ生活を改めてみましょう。いっこうにおさまる気配がない場合は速やかみかかりつけに相談されてみてはいかがでしょうか?
因みに脳神経外科は少々特殊な科なのだそうですので、予約や時間が必要な場合があるそうです。なので、まずは内科にいきてMRIやCTを先に受け。その結果とともに尋ねた方が迅速に対応して頂けるかもしれませんね。

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