昨今はシャンプーの成分などを重視し、頭皮のためのスカルプタイプなどの物も多く出回っていますね。次に生えてくる髪の毛のために頭皮の健康を考えるのはとても大事なことではあります。しかし、中にはフケやかゆみの原因となる『乾燥』に自覚のない方もいらっしゃるそうです。せっかく髪のために選んだシャンプーなのに、大事な潤いまでも流してしまっては大変なことですよね。
頭皮のケアが顔のリフトアップに繋がる☆
頭皮が乾燥すると細胞のターンオーバーのサイクルが乱れて、頭皮の潤いを保つ角質層の細胞間脂質や天然保湿因子が作成されにくくなり頭皮の水分保持能力が低下します。
すると、頭皮にハリがなくなり、薄く固くなります。頭皮と顔の皮膚は繋がっていますから、頭皮にハリが無くたるむと顔にも自然とたるみが出てしまいます。
また、薄く固くなった頭皮は、髪を生み出し育てる毛根の活動スペースが小さくなり十分に活動できず、ヘアサイクルを乱して抜け毛や弱い毛を増やし薄毛を引き起こす原因となります。
頭皮が乾燥する原因頭皮が乾燥するのは、頭皮の健康を保つ皮脂が不足しているからです。
乾燥した頭皮は免疫力が極端に低下し、フケやかゆみなどの様々な頭皮トラブルを引き起こす可能性があるので、注意が必要です。
注意したいのは、頭皮の乾燥 → 頭皮環境悪化・血行不良 → 髪の成長を妨げる → 抜け毛が増える・髪の成長が不十分 → 毛量が減少 → 薄毛
という薄毛への進行サイクルです。
頭皮の乾燥はフケや痒みを引き起こし、また、血流の低下にもつながります。頭皮の血行不良は女性の抜け毛・薄毛の主な原因です。
また、大量のフケは毛穴を塞ぎ、髪の成長を妨げる原因に。
場合によっては、炎症を起こして髪の成長に必要な栄養素が届かなくなる → 脱毛症「粃糠性(ひこうせい)脱毛症」。という可能性も考えられます。
強いかゆみで頭皮をボリボリ掻いてしまうと、頭皮に傷がつき人為的に頭皮環境を悪化させ、炎症や抜け毛を引き起こすことも。
what’s?『インナードライ』
そもそもの「インナードライ」のメカニズム。 外見はテカテカしているように見えても、内側はからっからのサハラ砂漠。。そんな状態が頭皮でも起こっているのですね。。
洗えば洗うほど脂質が分泌されてしまうので、いくら洗っても「ベタベタ」している気がしたり、場合によってはフケが出たり。。 もしも、そんなお悩みを抱えている人は・・どうでしょう?
年齢とともに、毛穴から皮脂を外に排出する代謝力は弱まります。
若い人でも、疲れやストレス、あるいは不規則な生活習慣で、代謝力が一時的に弱まることがあります。
そんな時に、毛穴には皮脂や汚れがたまり始め、インナードライが進み始めます。
油っこい食事や高カロリーなども関係しますので、気になる方は、食生活にもご注意ください。シャンプーの泡立ちが悪い、悪くなってきた、洗っても翌日にはベタつく、ニオイが気になる、カユミやフケが気になる、一方で髪がパサつく
・・・などは頭皮毛穴が汚れでつまり気味になり、頭皮がインナードライ化しているサインです。簡単に言うと、毛穴チューブに隠れ皮脂 ・ 隠れ汚れが蓄積し、詰まり気味になって 「表面オイリー、毛穴ドライ」 な状態が、頭皮 ・ 地肌のインナードライです。
お肌と同じように頭皮も乾燥してしまいます。乾燥がひどくなるとフケや痒み、薄毛の原因になります。さらに頭皮はお顔の皮膚とも繋がっているのでお顔のたるみやシワにも繋がってしまいます。
セルフチェック&ドライ化の原因
シャンプー後、頭皮にでてきた皮脂の時間をチェックリンスやトリートメントはせず、シャンプー後タオルドライをする
タオルドライ後、指で頭皮を触り、皮脂をチェックする。何分で皮脂がでてきたかを測る。指がテカテカしてたら皮脂がでているサイン。皮脂がでてきたのが30分以上経ってからであれば、頭皮が乾燥していると言えます。反対に、20分以内に皮脂がでてきた場合、脂性頭皮の可能性があります。
頭皮をインナードライに追い込む主な原因
原因はひとつではないことが多いです。 ご自分の状態と照らし合わせてお考え下さい。
1、 シリコンアイテム (できれば避けた方がよい)
*ジメチコン、シクロメチコン、シロキサン等の表示が含まれた成分。複数のシリコン原料の配合が多い
*シリコンはオイルの一種。強い塗膜力がスベスベ感を生みますが、毛穴を詰まらせます
*次のような過剰使用は、シリコン・インナードライのリスクを高めます
※シャンプー、ワックス、トリートメント・・・配合アイテムを複数併用している
皮脂を落としすぎるのは逆にNG
毎日シャンプーをしているにも拘らず、頭皮のにおいが気になるという方は髪の毛を洗う時にゴシゴシ強くこすったり、何度も洗ってしまうかもしれません。
でもインナードライ肌だった場合、かえって乾燥を招き、逆効果です。
また、余分な皮脂をしっかり落とし、殺菌してくれる薬用シャンプーはおすすめですが、男性向けシャンプーは皮脂を落としすぎるものもあるのでおすすめできません。過剰に落とすことで、先ほどの負のサイクルにより、どんどん皮脂が出てきてしまいます。
不規則な生活不規則な生活は、自律神経の乱れを招きます。寝不足や昼夜逆転の生活によって自律神経が乱れると、頭皮の皮脂分泌が過多になる可能性があります。
偏った食事肉ばかり食べて野菜を食べないという人は、体臭が強くなる傾向があります。また、脂っぽいものばかり食べていると、血液中に分解しきれなかった脂質が溶け出し、頭皮の皮脂分泌が増加します。糖分の摂取も体内の脂肪を増加させる働きがあるため、できるだけ控えるべきです。
逆に、動物性の食品をほとんど摂取しないというダイエットやマクロビ、粗食を実践している方は、皮膚の乾燥が起こりがちで、別のトラブルが発生する恐れがあります。
動物性・植物性の食品をどちらもバランス良く摂取し、健康的な食事を心がけましょう。
ですが、それらの効力も日常の習慣や普段から使用している物を見直していかなければ一時的なものでしかありません。
見直しと改善☆
そもそもシャンプーは、最低1日1回だし、シャンプーをやりすぎてない、
という方も多いかもしれません。その場合は、シャンプーの選び方に問題がある可能性が高いです。
シャンプーには種類が沢山ありますが、中でも
ドラッグストアのシャンプーを使っている方は注意が必要です。ドラッグストアで売っているシャンプーの多くは、
洗浄力が強く、刺激が強い成分が入っていることが多いです。特に、お肌が弱い方は、洗浄力が強いシャンプーを使い続けていると、
頭皮の皮脂をキレイに落としすぎてしまうのです。頭皮の皮脂を落としすぎると、頭皮がインナードライ状態になり、
乾燥を防ぐために、皮脂が沢山出てきて、頭皮を守ろうとします。それが、頭皮のニオイにつながってくるのです。
.シャンプーは頭皮にやさしいアミノ酸系を選ぼう市販の8,9割を占める「高級アルコール系」シャンプーは、洗浄力が強く皮脂を落としすぎるため、よほど皮脂の多い人でないと頭皮が荒れる原因となってしまいます。頭皮のためには刺激の少ない「アミノ酸系」シャンプーを選びましょう。また、トリートメントはシャンプーと同じ商品を使ったほうがよいでしょう。シャンプーの成分やphに合わせてあります。
足りないものは外から補って☆
< 頭皮専用のもの >
専用に作られていますので、不快感がなく使用でき、効果が高いものが多いです。
化粧水と美容液があります。
化粧水 ・・・ 失われた角質の水分を補給する。
美容液 ・・・ 潤いを与え、肌のずみずしさを保つ働きがあります。プラスアルファの効果のものが凝縮されています。< 全身用ローション >
頭皮にも使えるものと明記されているものを選びましょう。
顔用の化粧水や乳液は顔に使えるものなので、刺激が強すぎるということはないでしょう。
※しかし、クリームタイプは毛穴に詰まってしまう恐れがありますので、避けた方がよいでしょう。< ホホバ油や椿油 >
人間の皮脂に近い性質を持っていますので、ベタつきも少なく皮膚の保護作用があります。
洗髪後、薄毛や抜け毛の気になる部分を中心に直接スプレーしながら、指の腹でよく頭皮に擦り込みます。円を描きながらもんだり、指の腹で軽くつまみはじいたりするとより効果的。潤いが満ちて血行がよくなり、髪の質感もアップします。
せっかくのオシャレが頭皮の臭いやカユミで台無しになってしまわないように、健康な頭皮を手に入れましょ♪
そして更に!リフトアップまで狙っちゃって,もっとキレイになっちゃいましょう♡