CMなどで見かけるパーツモデル。美しい足やスラリとした手など、商品のイメージに重要な役割を果たします。髪のパーツモデルについて知っていますか?
パーツモデルって何?
パーツモデルとは全身のモデルさんとは違い、特出した体の一部分だけのモデルのことを言います。
それは手だったり足だったり、本当に様々な種類のパーツモデルがいます。
パーツモデルはその一部分が並以上の美しさでなければ仕事が成立しません。そうでないと「パーツモデル」の意味がなくなってしまいますものね。
パーツモデルとは手や足、目など体の一部分だけの美しさを特徴として用いられるモデルのこと。主に、広告モデルなど。ヘアモデルは、髪型以外の顔立ちの美しさやバランスも含まれてくるので、原則としてパーツモデルにはあてはまらない。
髪のパーツモデルが実践しているヘアケア
シャンプーとトリートメントはそれぞれ違うメーカーのものを使っています。様々な商品を試してみて行き着いた結果です。シャンプーは果物や野菜等の自然素材を原料にしていて全て手作り、界面活性剤を使っていないものを使用しています。
トリートメントはハーブ専門店で作られていて、これにも界面活性剤は含まれていません。
シャンプーはまず手のひらで泡立てます。直接髪の上で泡立ててしまうと摩擦で髪が痛みます。そして地肌のみを丁寧に指の腹で洗います。ここで「え?毛先は洗わないの?」と思う方もいるでしょう。毛先の部分を直接こすってしまうとこれもまた摩擦で髪が痛みます。頭頂部の泡を洗い流す時にその泡が毛先を伝わってどんどん流れ落ちていきますよね。
その流れ落ちる泡のみで毛先の汚れは落ちてしまうのです。地肌にはしつこい皮脂などもこびりついているので丹念に洗うことが必要ですが、毛先はこの程度の洗髪で十分なんですよ。
髪も同じことなんですね。
実際に汚れという観点から分析したとき、シャンプーを付ける前に髪を濡らします。このときにシャワーでよく頭皮を流してあげる(プレーンリンスという)と汚れの8割は取れるというデータもあります。
残りの2割をシャンプーの泡で軽く揉み洗いしてあげるという感覚でのシャンプーを是非おすすめいたします。
ヘアモデルや髪タレといわれているような方は皆、このような洗い方をされています。プレーンリンスで髪や頭皮の汚れを良く落とし、シャンプーは軽く泡立つ程度で、決してゴシゴシと洗わない。
毛先のパサパサが気になる際には、必ず行う行程があります。
それは、オリーブオイルマッサージです。
手順としましては、
食品のオリーブオイル(エクストラバージン)を毛先と頭皮に揉み込み、10分ほど置いてからお風呂に入るというもの。
「界面活性剤の含まれていない洗髪剤」が重要のようです。
また、髪が摩擦で傷まないように
シャンプーをあらかじめ手で泡立てておいて、泡で頭皮を洗っているようです。
トリートメントは毛先のみにつけます。つけた後に髪を軽く握るとよく浸透していきます。ここで注意しなければならないのは、トリートメントを絶対に地肌部分にはつけないことです。なぜなら皮脂の原因になってしまうからです。
根元の上半分と、毛先の下半分にわけ、それぞれ違うトリートメントを使います。
それは、下半分の髪の毛が何年も伸ばしていて傷みやすくなっているため、保湿が高いトリートメントを必要としているのに対して、上半分の髪に保湿の高いものを使うと油分が多く、ベタつきやすいからだそうです。
トリートメントが終了したら次は髪を乾かしましょう。ドライヤーで乾かすまえに行うことが2つあります。まず1つ目はタオルドライです。ここでも絶対にこすっていけません。毛先をタオルで挟んで叩くようにして余分な水分を抜き取ります。
次にタオルドライのあとの半乾きの髪に、オイルを馴染ませます。私はヘアサロンでしか手に入らないオイルを使用しています。オイルを使うと使わないでは仕上がりが全く違います。かなりサラサラ度が増しますよ。
低温という名前の通り、「60℃」の温風で髪を乾かすという特徴をもったドライヤーで「撮影現場で生まれた、モデルさんの髪のことを考えて造られたドライヤー」とふれこみで人気のある製品です。
手のモデルさんは「手タレ」
脚のモデルさんは「脚タレ」
なんて呼ばれています。
という訳で、髪のモデルさんは「髪タレ」です。