使ってる?ドライヤーの『冷風』!ヘアケアもスタイリングも☆

ドライヤーの機能のなかにはTURBOやSET、DRYなどがありますが、正しく『COLD』を使用されていますか?昨今はCOLDの使用法などが定着してきましたが、改めてどういった内容なのかを探してみました☆

ドライヤーの『温風』と『冷風』それぞれの役割♪

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ドライヤーの冷風は、夏用?

「ドライヤーの冷風は、夏などの気温が高い時期に髪を乾かす時に、温風の代わりに使う」
「ドライヤーの冷風は使ったことがない。冷風の機能がついている意味が分からない」

たまーにいますね、こういう方。でもドライヤーの冷風は暑い日用でもなければ、無意味な機能というわけでもありません。ドライヤーの冷風機能は、セットした髪を定着させるために存在しているのです。

髪の毛のたんぱく質は、熱を加えられると柔らかくなりセットしやすい状態になります。こうして温風でセットされた状態の髪を、ドライヤーの冷風機能を使って急激に冷やすと、たんぱく質が固まってセットが固定されるのです。

冷風機能を賢く使えば、セットが長持ちしやすくなるというわけです。冷風機能を「暑い日用」「無意味」と思っていた方は、ぜひお試しを。

温風の効果、冷風の効果

冷風と温風の効果はどのようなことなのか、勉強してみましょう。
まず、温風は短時間で熱をかけて乾かすことができますし、髪のセットの際にはうまく髪をまとめる役割もあります。

濡れた髪はきれいなセットをしていない状態ですので、バラバラになっています。そこで温風で髪の形をうまく整えます。髪は乾いていき、冷えていく状態で形がついてセットできるので、この状態で最後に冷風にするとセットした髪型が落ち着いて保つことが出来るのです。
冷風は、ある程度乾いた髪を仕上げる時に使えばキューティクルを引き締めることが出来、髪のつやを出すことが出来ます。
冷やして形を整える他、髪を傷めにくいので特に傷んだ髪には最適です。
消費電力も少なくてすみますし、温風のみで完全に髪を乾かしてしまうと、髪の水分が不足してしまいパサパサとした髪になってしまいます。
8割乾かすのは温風、仕上げは冷風と覚えて下さい。

『冷風』=『夏用』という発想は正直少し面白かったです(笑)
あ、でも夏に美容院に行きた際に「駐車場から歩いたから暑い…」と、いうと「エアコンはつけてるけど、扇風機がないので♡」と言ってドライヤーの冷風をあててもらったコトはあります(笑)
じゃなくて、冷風には立派な役割があるですよ☆

『冷風』はオマケじゃない!

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ドライヤーの熱によるダメージを緩和させる

ドライヤーの熱は、どうしても髪を傷めてしまうもの。そのため、ドライヤーをかけるときは、髪から少し離して、熱が一ヶ所に集中しないように、ドライヤーを揺らしながらかけるのが鉄則です。これは、多くの人が実践している事ではないでしょうか。

このドライヤーのかけ方に、さらにいいのが、温風と冷風を交互に当てること。髪が熱くなりすぎず、適度な温度で乾燥させることができます。最近では、この温風と冷風が自動で切り替わる、スウィング機能がついたドライヤーも発売されています。

カールするために何度も熱を当ててセットしてるのであれば、
熱を当てたあとに冷やすことで、
したいセットに効率よく、
そして髪への負担も最小限にできる。
これを知らないと、
髪に熱を当て続け、髪も痛むし時間はかかるしで良いことはありません。
高いトリートメントを使う前に、
「髪に悪いことはしない」を気をつけてみてください。
手触りをよくしてくれてまとまりやすくなる
温風で乾かした髪を”冷風”でしめてあげると、髪表面のキューティクルってやつが整ってくれるんで髪の状態がグッと良くなってツヤが出たり、髪の中に潤いが閉じこもってくれたり挙げ句の果てにはツルツルサラサラになってくれるんです。
これってやらなきゃもったいなくないですか!!
毎日のドライヤーでプラス1分。
本当、使用時間は一瞬だけのようなものなのですが、しかしその存在の大きさには変わりがないということなのですね☆
ただ「最後の仕上げに~」とか「交互に~」と聞いてもイマイチ、タイミングや具合がわかりずらいと思ったワケで。。。もう少し調べてみました♡

冷風を取り入れて♪Let’sドライヤー♪

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髪の毛をかきわけて頭皮を出してやり、その頭皮に直接風をあてるようにして、ドライヤーをかけていきます。頭皮からドライヤーまでの距離は、20センチはキープするようにしましょう。同じところにばかりあてないよう、ドライヤーを揺らしながら風をあてていけば、頭皮が乾燥しすぎるようなこともなくなります。

・髪の毛のキューティクルは、根元から毛先に向かってうろこのようになっていますので、それに沿うように、ドライヤーも根元から毛先に向かってあてていきます。ドライヤーと髪の距離は、変わらず20センチキープです。

・おおかた乾いてきたと感じたら、最後に、全体を冷風で冷やしてキューティクルを引き締めましょう。

温風で7割がた乾かしてから、冷風にチェンジ。

髪全体が冷やされたら、また温風にチェンジ。

髪全体が温まったら、再度冷風にチェンジ。

こんな感じ

ドライヤーを使用中

ドライヤーで乾かしている時は、ブラッシングはしないようにしましょう。
ブラッシングは髪の毛が完全に乾いてからですね。
キューティクルは上から下方向にうろこ状になっています。
ドライヤーを当てる時は、キューティクルに逆らわないように頭頂部から毛先に向かって当てましょう。

ぶりこもドライの仕上げに冷風を使用していたのですが、交互は試したことがありませんでした。
また、根元の浮き癖が気になる方は手でおさえながら温風、逆にボリュームが欲しい方は髪を持ち上げ根元から重力に逆らうように温風をあて、仕上げに冷風をあてると持続するそうです♪♪