みんなどういった基準で買ってるの?ヘアトリートメントの選び方

色とりどりなパッケージに多種多様に書かれたポップ。。。ヘアトリートメントを買いに美容雑貨店を訪ねたぶりこの目の前にはそんな光景が広がっていました。で、「ドレを使えばいいのかわからない…」と悩んだワケです。ですが、ヘアトリートメントコーナーには同じようなことを相談しあっている方が結構多くいらっしゃいました。みなさんはどういった基準でトリートメントを購入、使用されていますか?

トリートメントの役割をおさらい

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トリートメントの役割とは

トリートメントとは、コルテックスと呼ばれる毛髪の内側部分に栄養成分を届け、髪のダメージを修復する役割を果たしています。

スキンケアでの美容液のような役割と考えてもらうと分かりやすいかもしれません。リンスは髪の外側を保護し、トリートメントは髪の内側に働きかけてダメージを修復する、と捉えると2つの違いがわかりやすいですね。

トリートメントは時間をかけて髪の内部に浸透させるものですから、髪と同じ弱酸性のアミノ酸成分がおすすめです。トリートメントも、リンスと同じようになるべく頭皮にはつけないよう注意しましょう。

トリートメントには髪の毛を補修するという意味が含まれており、髪を健康な状態へと近づけ、 くせやうねりを直して扱いやすい髪へと導くのが役目です。 さっぱり系、しっとり系、ダメージケア用など様々な種類が販売されています
基本、コンディショナーには髪の表面のコーティング機能しか備わっていないので、髪の毛自体の栄養分を補いたいのであれば、髪に浸透する働きのあるトリートメントを用いるしかありません。なので、綺麗なツヤ髪を目指すのであればトリートメントはマストアイテムといってもいい程に必要な存在でしょうね。
では、何を基準に豊富なライナップの中から選べばよいのでしょう?
それは、どういった成分なら自分の髪の求めるニーズに合っているのか、それを知ることが自分にピッタリ合ったトリートメントを見つけだす鍵だと思います♪♪

トリートメントの種類

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ダメージケア派?保湿ケア派?天然成分派?

①枝毛・切れ毛を補うなら【髪に優しいトリートメント】
枝毛・切れ毛の髪には、アミノ酸のトリートメントがおすすめです。

私達の体は、タンパク質の主成分であるアミノ酸を含んで作られていますので、体と同じ成分であるアミノ酸を使う事で、髪に刺激を与えずに傷んだ部分をしっかりと補ってくれます。

パサついた髪には次の成分に注目してください。
・セラミド:保湿効果
・18MEA:指通りが良くなる
・コレステロール:髪の乾燥を抑える
これらの成分が多めに入っていると、パサついた髪の毛に効果的です。
他に保湿成分としては、次の成分にも注目です。
・グリセリン:保水力が高い保湿成分
・ヒアルロン酸:天然の保湿成分
・ポリクオタニウム51:ヒアルロン酸の2倍の保湿力あり
via http://美髪アカデミー.jp/hairlife/selecttreatment.html
艶を出したり、しっとりしたい場合は?

コーティング効果のあるものがおすすめです。髪本来をいたわり、しっとりと整えてくれる、イラクサ、アーモンド、ハチミツ成分が配合されているトリートメントがいいでしょう。テクスチャーは洗い流さないタイプでも流すタイプでもどちらでも大丈夫ですが、さっぱりとしたミルクやジェルタイプなどがあります。

オイリーヘアやまとまりが欲しくて悩んでいる方は、テンサイエキス、プロテイン配合のトリートメントがおすすめです。
昨今はさまざまな種類の成分がありますが、市販品で求められる場合はこういった有効成分を成分表示から探してみるとよいでしょう♪

成分を注意して確認するのも大切

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髪に悪影響のある成分が配合されているかどうか

髪を補修するトリートメントでも髪や頭皮に悪影響のある成分が配合されている場合があります。
低分子性カチオン界面活性剤・合成界面活性剤、そして酸化防止剤やタール色素といった毒性の添加物が配合されているトリートメントはなるべく選ばないようにしましょう。
噂のノンシリコンタイプのトリートメントも販売されていますが、ノンシリコンでもこれらの成分が配合されている場合があるので注意が必要です。市販のトリートメントであれば裏面の成分表記を見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。

価格の問題もありますし、髪質も髪の傷み具合も好きな質感も人それぞれなので使ってみて使用感がよかったり、自分の思ったとおりに仕上がるのであれば無理してライン使いにこだわる必要はありません。特にこれといった目的でヘアケア商品を選ぶわけではないという場合は、ライン使いは香りの共通性などはありますが、成分的にシャンプー、コンディショナー、トリートメントは別物ですから頭皮や髪に合っている組み合わせを見つけた方が効果的でしょう。

シャンプーとトリートメントの合わせ方も大切

注意点としては、さっぱりタイプとしっとりタイプを混ぜないとか、pHを合わせるとかそういうことです。アルカリ性の石鹸シャンプーにアミノ酸系コンディショナーやトリートメントを合わすと髪はゴワゴワ、パサパサになりますから。
美容師さんに『シャンプーとトリートメントはライン使いすべきですか?』と伺ったところ「別にラインじゃなくても問題ないよ」とのこと。「結局成分的にも働き的にもシャンプーとトリートメントは別ものなので、シャンプーは頭皮に優しく、トリートメントは髪の補修力の強い物を。という分け方でいいんだよ」とも続けて仰っていました。因みに、髪に残る香りは最後に使用した物の香りなのだそうです。なので、シャンプーの香りはトリートメントをした時点でもはや関係の無いものと考えてよいそうですよ。
上記にもありますが、ライン使いしなくても構わない、からといっても何もの同士でもよいワケではないので、きちんと成分をみてシャンプーとトリートメントの相性が良いか判断してから購入しょう♡