髪と頭皮に良いとされているローズマリー。ヨーロッパでは、まだアロマテラピーが無い時代からハーブ水を洗髪やすすぎに使っていました。その効果は抜群だったそうです。
ローズマリーって何?
ローズマリーは細長い常緑の葉をもつ低木です。四つ葉 アロマテラピーではそのエッセンシャルオイルが、 抗酸化作用、抗炎症作用などに優れることが知られていて、 定番的に用いられるものの1つです。ローズマリーの学名はロズマリヌス・オフィキナーリスといいます。 オフィキナーリスとは「薬用の」というオフィキナルから由来しています。 このように、ローズマリーは名づけられたときから その薬効が知られていた事でも有名なのです。
化学的にも立証!?ローズマリーのパワー
ローズマリーといえば、アロマテラピーでは「若返りに効果的!」というのは古くから知られていました。今回そのローズマリーの効果が、化学的にも立証できたという発表がありました!ちょっと堅いお話ですが、発表によると、ローズマリーに多く含まれる「カルノシン酸」という成分が、脳の神経細胞が細胞死するのを防止する効果があるとのこと。
そんな医学的にもいい発表のあったローズマリーをうまく活かして、美髪と凛とした集中力を手に入れる方法をご紹介します。
ローズマリー・オイルの効力ってすごい!!
もともとローズマリー・オイルはヘアケアに向いているオイルとして有名です。ローズマリーに限らずハーブのエッセンシャルオイルはヨーロッパでは医療行為に使われるほどです。ローズマリー・オイルには収斂作用があるので地肌を引き締めるだけではなく頭皮の血行をも促進し、抜け毛やフケが気になる人にもいいでしょう。
それだけでなく、なんといってもさわやかで刺激的な香りなのでリラックス効果があります。そんなローズマリー・オイルですが、普段お使いのコンディショナーやヘアパックに数滴混ぜるだけですばらしい効果があるヘアケア剤になるのです。
抜け毛、ボリューム感のない髪質にお悩みなら、、、ローズマリーオイル!
ローズマリーオイルには、血管を刺激し、細胞分割を促進する効果があるということで長年愛用されてきたオイルです。また、使用し続ければ、髪が太くなり、髪の色も濃くなってゆくといわれているので、白髪が気になる人にもおすすめです。
ヘアパックの方法
普通にシャンプーをしてから軽くタオルドライし、いつも使っているクリーム状のコンディショナーに数滴、ローズマリーオイルを垂らし、よく手のひらの上でかき混ぜます。そうしてエッセンシャルオイルは強力なので地肌に出来るだけつけないようにして、髪全体にすり込みます。その後ラップと蒸しタオルを巻き、その上からヘアキャップを被ります。
これで作業は完了。あとは10分待ちます。蒸しタオルの熱がぐんぐんローズマリーの有効成分を髪に浸透させます。ラップとヘアキャップはその効果を最大限に発揮するためのサポートのような役割を果たしています。
果たしてスペシャル「ヘアパック」の効果はいかに?
10分経ってヘアキャップ、ラップ、蒸しタオルを外してみましたが、髪が濡れているままではその効果のほどはわかりません。髪をすすいでからお風呂上りにブロードライするとあらびっくり。髪になんだか艶があるしハリやコシもあるみたい。そのくせ手触りもすごく柔らかいです。ブローするときに髪の下から温風をかけず、上からかけるようにするのがポイントでさらに艶も出ます。
ローズマリーの香りで美髪もゲットする!
ローズマリーの頭脳への刺激作用&ヘアケア効果の両方を満たすグッズ【香りのトニックウォーター】を作ってみましょう。◆材料
・ローズマリー3滴
・ラベンダー1滴
・95度以上のウォッカ(無水エタノールでもOK)10ml
・ミネラルウォーター80ml◆作り方
(1)ガラスのスプレー容器にウォッカを入れます。
(2)そこにエッセンシャルオイルを入れます。よく振り混ぜます。
(3)最後に、ミネラルウォーターを加えてよく振り混ぜたら完成です。
ローズマリーの利用法
ローズマリーは朝、寝癖直しウォーターとして使っています。大きめのスプレー容器(200ccくらい入るもの) グリセリン少々(または無水エタノール)に ローズマリーとその他好きな精油を入れて 水は100~150ccくらい。 使う前によく振り混ぜて髪にスプレーします。
ローズマリーのリンス
フレッシュのローズマリーを米酢に漬けてみました。時々ゆらしながら、15日ほど寝かしました。その結果、髪がつややかになりますが、酢の匂いが残っていました。はっきりいってしまえば、お勧めできません。