天然由来成分でキビ予防をしたいならお茶洗顔料がおすすめ

人天然由来成分であるお茶を使った洗顔方法が話題となっていますが、お茶の洗顔料と言えば、株式会社悠香から発売された石鹸の小麦アレルギー問題を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか？
茶のしずく石鹸では配合成分がトラブルの原因と言われていますが、お茶の成分だけで考えるとニキビ予防に大きな効果が期待できる優れた力をもっているのです。

茶のしずく問題では、配合されていた加水分解コムギ末がトラブルの原因と言われているため、天然由来のお茶洗顔料とは別のものと言って良いでしょう。
お茶に含まれる栄養成分は、ニキビ改善やニキビ予防の他、ニキビ跡の色素沈着にも良いアプローチとなるためスキンケアでも人気の成分です。

酸っぱくない緑茶にもビタミンCは豊富に含まれています。

ビタミンCは肌の潤いを保護する働きがあります。乾燥肌の方はニキビが生じやすいと言われているので、肌に潤いを与えることはニキビ予防や治療にとってとても大切です。お茶を使って洗顔をすることで肌に水分を豊富に与えることが出来るので、しつこいニキビを撃退することが出来ます。

緑茶にカテキンという成分が豊富に含まれていることは多く方がご存知だと思います。もちろんどんな働きがあるのかを知らない方は多いと思いますが、1度や2度、カテキンという名前は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

このカテキンこそ、緑茶がニキビ撃退に高い効果があるという何よりの理由です。カテキンは消毒用アルコールにも勝るとも劣らないほどの強い殺菌作用があります。ニキビはアクネ菌というものが顔の皮膚に繁殖して生じるものですから、カテキンによってアクネ菌を殺菌してあげれば自ずと治ってしまいます。

また、緑茶にはビタミンCの他にビタミンAやビタミンEも配合されていますが、ビタミンAは毛穴の詰まりを防ぐのに加え、ターンオーバーの促進をする作用があるため強く健康的な肌作りに欠かせない成分。
そして、ビタミンEは茶カテキン同様、抗酸化作用があるためニキビ予防として心強い存在と言えます。

お茶洗顔にはやり方は１種類ですが、茶葉の抽出方法がいくつかの方法に分かれていますが、一番簡単にできるのは、出がらしを活用してお茶洗顔をするやり方。
お茶を楽しんだ後の出がらしを取り出し、ぬるま湯をはった洗面器に混ぜてしまいます。

茶葉が気になるようなら、煮だした緑茶を用意するのもおすすめですが、必ず人肌程度の水温まで冷ますようにしましょう。

もちろん、粉末緑茶や緑茶の缶、ペットボトルをそのまま洗面器にうつしてお茶洗顔をするのも良いですが、毎回使い捨てになるためコスパが悪いのがデメリット…。
また、飲料用商品の品質維持として防腐剤や添加物、保存料が入っていないか確認をするのも必要です。

いずれの場合も、緑茶はぬるま湯で薄めて、最後はきれないぬるま湯で丁寧に洗い流してあげるだけの簡単ステップとなっています。

緑茶洗顔水を作るときのお茶は、一番茶をいれたあとすぐに使いましょう。
緑茶洗顔水は人肌ていどのぬるま湯がベスト！
緑茶洗顔は天然成分の洗顔方法ですが、人によっては肌に合わない場合も。パッチテストをお忘れなく。

お茶洗顔は、緑茶に含まれる成分の働きを知るとニキビやニキビ予防、そしてニキビ跡のケアにも有効というのがわかりますね？

とは言え、間違った使い方はニキビを悪化させる可能性も秘めています。

中でも、緑茶はカフェインの含有量が多いため、洗顔で使う茶葉は新しいのではなく２，３回使ったものを活用するのがおすすめです。
また、さっぱりとした洗い上がりも緑茶洗顔の特徴ですが、長時間の使用は乾燥肌になりやすくなる場合もあり、大人ニキビを発症する恐れも。
きちんと茶葉を洗い流し、お茶洗顔をした後は化粧水や乳液で丁寧な保湿をしてあげるのも重要です。

最後に、緑茶は天然由来成分ですが人により、肌への刺激となることもあるため、使用中や使用直後に赤味や痒み、肌荒れなど起きた場合は無理に使用を続けないように気を付けましょう。

美容マニアの間では、日頃から緑茶を飲んだり、緑茶風呂をして美肌ケアに取り組む女性も多くいます。
特に、肌が弱い人には天然由来成分のお茶洗顔はおすすめですが、無農薬栽培茶など品質にこだわって選んでいくのも安心できますね？
ただし、洗顔料でなく茶葉を利用してのお肌のお手入れは手間だと感じるかもしれません。
その場合は、美白効果やニキビ肌ケアに効果抜群とされる緑茶由来の洗顔料も販売されているので、そちらを利用すれば濃厚弾力泡でお肌に優しい洗顔ができるでしょう。