ヘアカラーで使える【ヘナ】とは何ぞや?

テレビとかで「ヘナタトゥー」って聞いた事ありませんか?その「ヘナ」でカラーリングができるんですって!天然のカラーリング剤として日本でも愛用者が増えてるんだとか!

「ヘナ」ってな~に?

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ヘナ(ヘンナ)は、ミソハギ科の植物で学名はLawsonia inermis。日本では「指甲花(シコウカ)」または「ツマクレナイノキ」と呼ばれてきました。インドでは古来から薬草として親しまれて、アーユルヴェーダ(伝承医学)の代表的なハーブとされてきました。
インド、北アフリカなどの乾燥した地域に育ち、木は高さ3~6メートルほどにまで成長します。芳香のある白や薄紅色の花を咲かせるのも特徴です。

ヘナは多年生の植物なので秋の収穫時期には根元の株の部分を残し、そこから上を鎌で刈り取ります。株を残しておくと枝葉が伸びてきて、翌年も収穫することができます。女性の親指の太さまである枝や幹を刈り取るのは大変力が要る仕事です。

ヘナは、学術的にはこのミソハギ科の植物を指しますが、ヘナを配合した天然原料の白髪染めの総称を「ヘナ」と呼ぶのが一般的です。

ヘナとは、インドや中近東などの熱帯地方に多く自生する、ミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物を粉末にしたもの。昔から儀式などで髪・爪・手足に彩色するための染料として使われており、クレオパトラがヘナを使って爪を染めた、という逸話もあります。

インドの女性が額につける赤い印(ビンディ)にも、ヘナが使われているそうです。また、アーユルヴェーダ(=インド伝承医学)では、“薬草”としての長い歴史もあります。

エジプト、インド、北アフリカ、イランなどの乾燥した水はけの良い丘陵に育つ、ミソハギ科の高さ3メートルから6メートルほどの常緑低木。白またはピンク系の花、長さ2センチ幅1センチほどの楕円形の葉をつける。

葉を乾燥させて粉にしたものを水などで溶いたものが、古くから髪・眉・爪・手足などの染色やペイントに使用されている。染料となるのはローソンという赤色(オレンジ色)色素で、そのローソンがタンパク質に絡み付く習性を持っているため、人間の頭髪や皮膚に色が付く。その歴史は、記録に残っている限りでは先史時代にまで遡り、クレオパトラもヘンナで爪などを染め、現代で言うマニキュア代わりとして使用していたという。

ヨーロッパではトリートメント目的でペルシャ産のヘンナが使われており、日本でも近年白髪染めとトリートメント目的でインド産のヘンナが使用されている。一般的にペルシャ産のヘンナの方が質が良いとされている。

ヘナって薬草だったんですね!
ペイントの為だけでなく、トリートメントとしても使えるなんて・・・!
調べていたら結構「白髪染め」と出てくるんですが普通のカラーとしても使えるんですかね。

ヘナカラーのメリット☆

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1:「頭皮」と「髪の毛」を一切傷めない
植物を使った「天然染料」なので、地肌や髪の毛にはいっさいダメージがありません。化学染料入りの白髪染めで荒れた経験がある場合も、安心して染めることができます。

2:「化学染料」で染めた髪でもヘナカラーはできる
今まで化学染料で染めていたけれど、途中からヘナに変えても良いの?ムラになっちゃう?そんな心配もあるかもしれません。
ヘナには脱色効果がないので、黒髪は地毛の色味のまま。白髪と化学染料の部分だけ色味がつきます。暗めのヘナカラーで染めれば、毛先の化学染料の部分はダークブラウン色になり、根元から毛先へとキレイなグラデーションに仕上がります。

3:コンディショニング効果がある
ヘナカラーはダメージがないだけでなく、髪の毛のコンディショニング効果があります。天然のヘナが髪の毛をコーティングすることで、サラサラツヤツヤになります。

4:「自宅」でも気軽に染める事ができる
脱色効果もなく、色素も薄付きなので、自宅で染めてもムラになる心配がありません。セルフのヘナカラーでも安心して染めることができます。

5:新しく生えてくる「根元の白髪」が気にならなくなる
せっかく白髪染めをしても、1ヶ月もすると根元の白髪が気になってきますよね。それに比べ、ヘナカラーをしている方の多くが、「新しく生えてくる根元の白髪が気にならなくなった!」と感動します。

6:頭皮の汚れを吸着して落とす事ができる
ヘナには乾燥を誘う性質があり、頭皮の汚れを吸着してキレイに落とすことができます。

7:意外にもヘナの香りを好む男性が多い
女性の多くは、ヘナの香りを気にします。けれども、男性にヘナの香りの印象を聞いてみると、意外にも好印象なことが多いのです。

ヘナは頭皮を清潔に保つ効果もあるので、3日程度はシャンプーをしなくても良いのです。黒髪を明るくすることはできず、一時的に髪がきしむこともありますがナチュラルでトリートメント効果が高いところがヘナカラーの魅力でしょう。
メリット

ダメージゼロで、髪が染められる
アルカリカラーに反応してしまう方でも染められる
むしろ、100%天然植物のトリートメント効果が期待できる
何回もやるほど収まりが良くなり、ツヤがでる
髪の立ち上がりが良くなり、ハリ、コシが出る
内臓のデトックス
頭皮の汚れも落としてくれる
ヘナのみだと放置時間を気にしなくていいので家でも簡単
髪のトリートメント効果がある
紫外線からもダメージをカバー
ハーブの香りでリラックス

100%天然素材なので髪や頭皮を痛める事が無いというのはありがたいですよね!
さらに、頭皮の汚れを落としてくれたりトリートメント効果があるのは嬉しいです♪
染めた後も紫外線からカバーしてくれたりと良いことたくさんですね☆

やっぱりデメリットもあるんです。。。

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・染めるのに時間がかかる
筆子はヘナのペーストを塗ってから最低でも1時間は放置し、洗い流しています。また、初めてヘナで染める人は、色が入りにくいです。

・独特の匂いあり
ヘナは強い草の匂いがします。

・からだを冷やす
熱帯に育つ植物のせいか、ヘナペーストを塗ると頭がひんやりして、冬はちょっと寒くなります。夏は気持ちいいです。

・天然のものなので、人によっては副作用がある
植物アレルギーの人はパッチテストをしてからやったほうがいいです。以前、はじめてヘナを使ってみたら、眠くて眠くてしょうがなくなった、という人の話を聞いたことがあります。

□ 短時間では染まらず塗布後の放置時間が長い
□ 黒髪は染まらない
□ 白髪は染まるが赤オレンジ色にしか染まらない
□ 塗布後の体温を下げる
□ 植物アレルギーがあると使用できない
□ 白髪染めとしての認知度が高いため幅広い層が使用せず
主に白髪染めの中高年が使用している
・アレルギー
植物ですので、稀にアレルギー反応が出る方がいます
・ニオイ
ヘナには特有の香りがあり、苦手な方もいるようです。
・思うような色にならない
天然の物なので、化学染料のような正確な色を出すことができません!その時の気候や条件などによっても微妙に色の出方や染まり方が変わります。
・パーマがかかりにくくなる
強いトリートメント効果がある一方で、パーマがかかりにくくなってしまうというデメリットもあります。
ヘナが髪の毛をコーティングして丈夫な髪の毛になるので、パーマ液が浸透しにくいようです。
また、同様にヘナ後のブリーチなども難しいです。
メリットがあればデメリットもあるもんです。
アレルギーは本当に確認してから使用するべきですね。
ヘナカラーをした人はその後普通のカラーやパーマをしないつもりでいくべきですね!
デメリットを理解して受け入れられる人は挑戦してみてもいいかもしれません♪

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