【湿気だけじゃない!】梅雨時期、雨の悪影響が見逃せない。

湿気が高くなると、髪がうねったり広がったりなかなかまとまらなくて大変ですよね。でも、気をつけたいのはそれだけじゃないんです。雨自体にもちょっと気をつけないといけません。ちょっとだから傘なくてもいいか~と思いがちですが、それ、頭皮に良くないかもしれませんよ。

雨に当たると抜け毛が増えるって聞くけど……

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雨に濡れるとハゲるって聞いたことありませんか?あれって本当なのでしょうか?疑問に感じながらも、なんとなく雨に濡れないように気を使っている人も多いのでは?
突然降りだした雨にも、「この程度なら、傘差さなくてもいいや」と、そのまま小走りに駆け出す。いかにもありそうな日常のひとコマだけど、そういえば昔から、酸性雨の影響が懸念されている。
とりわけ気になるのが、酸性雨を浴び続けると頭皮に異変をきたし、髪の毛が抜けてしまうという恐ろしい噂である。
ホントのところはどうなのでしょうか?
実際、雨に濡れるとハゲるとよく聞いたのは、酸性雨と騒がれ出した頃なんですよね。
ペーハー値でいえば中性がph7で、数値が小さくなるほど酸性に近づきます。人の肌はもともと弱酸性のph5.5程度。日本で降る雨はたいていph5.6以上の酸性度で、ほぼ肌と変わらないため、酸性雨といっても影響はほとんどないと考えていいと思います
良かった!でも待って。
気にして欲しいのは酸性雨のことだけではありません!

雨に溶け込んでいるのは……

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降り始めた雨は空気中にある埃や汚れを取り込み、頭皮を汚します。
それが髪の毛や頭皮にくっついて
しまって毛穴を塞いでしまうのです。
車なんかも、雨の後はホコリがついてすごく汚れてしまっていますよね。
雨によってホコリなどが毛穴に詰まって
しまったり、細菌が増えてしまうと
それが原因になって頭皮が炎症を
起こしてしまいます。
ジメジメしてフケも髪や頭皮にくっついて
しまって、それが皮脂と混じってしまって
頭皮が痒くなったりするのも炎症の原因
になってきますしね。

ちょっとの雨でも傘を差して!

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髪の毛が濡れてしまうとキューティクルが開いて剥がれやすくなってしまうので、雨にぬれたまま放っておくとキューティクルが剥がれてパサパサした髪の毛になってしまいます。
特にパーマやカラーリングで傷んだ髪の毛は、雨の日に髪がうねったりセットが決まりにくくなりますし、ますます髪が傷んでしまう原因になってしまいます。
髪の毛のキューティクルを守り、頭皮に汚れが付着しないようにするためにも、少しの雨だからといって油断せず、傘をさすようにしましょう。
頭皮に湿気を含んだまま放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮の炎症やかゆみの原因になります。

汗をかいたりエアコンで冷えたり……

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またジメジメとした湿気を解消するために、梅雨の時期は冷房か除湿運転をしますが、汗をかいた頭皮がエアコンの冷気によって乾燥すると、皮脂が固まり、毛穴を詰まらせます。
不潔な状態をそのままにしておくと、毛穴に詰まった皮脂汚れが酸化して、ふけやかゆみが出る事も。さらに症状が進行すると、皮脂が炎症を起こし、ひどい場合は脱毛に発展しかねません。
頭皮がトラブルを抱えると、髪の成育にも影響を及ぼします。毛穴が皮脂汚れで詰まってしまったら、髪をつくるもとである毛根にもダメージが及びます。

その日の汚れはその日の内にオフ!

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雨に濡れた日やヘアスプレーなどの整髪料をつけている日などはできるだけシャンプーして汚れをきれいに落とすこと。
皮脂が固まって毛穴をふさいでいる状態の頭皮には、皮脂を餌にする雑菌が繁殖しやすいので。髪の成長を妨げ、髪の様々なトラブルに繋がります。

梅雨の時期は皮脂や雑菌をしっかりと落とすために、普段よりも丁寧にシャンプーをしていきましょう。

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