知っておくべき。内側から髪のケアする3大栄養素。

髪をきれいにしたい!薄毛を直したいと思うならどんな栄養素をとればいいと思いますか?ネットで調べたときにコレを食べればいい!なんて書いているサイトがあったら信じてはいけません。薄毛を直したいなら3つの栄養素をバランスよくとるのが一番なんです。

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髪も体の一部なんです!

見た目の印象に大きな影響を与えるヘアスタイル。男性のヘアケア意識も近年高まりを見せているようですが、ヘアケアにとって重要なのは高級シャンプーなどのグッズだけではありません。

頭皮の細胞によって日々生成される髪の健康状態は、毎日の生活習慣、とりわけ食習慣に大きな影響を受けます。体の内側から効果を発揮する、髪が喜ぶ3つの栄養素をご紹介します。

髪の毛を生成するため特に重要になってくるのは「タンパク質」「ビタミン」「亜鉛」です。髪の毛の三大栄養素といえるでしょう。

髪の毛の原材料「タンパク質」

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お魚もお肉もたんぱく質であることに代わりはありませんが

ここでは「良質」なたんぱく質をさします。

お肉もおいしいですが、脂肪分の多さを考えると赤身が

お勧めです。

さらにいうと肉より魚のほうが髪にいいたんぱく質だといえます。

たんぱく質といえば、まっさきにお肉を思い浮かべる方が多いでしょうし、
現在の日本人の食生活は肉食に偏りがちです。
また、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品も食生活に定着しています。

ところが、お肉や乳製品にはタンパク質とともに動物性脂肪がたっぷり含まれています。
特に「おいしい」カルビや霜降り肉は、脂肪分が多いのが特徴です。

こうした動物性脂肪の取りすぎはコレステロール値をあげ、
血液をドロドロにしたり、血管をつまらせたり、とにかく良くないことばかりです。

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その点、お魚に含まれる脂肪には血管を若返らせるEPAやDHA、
いわゆる悪玉コレステロールを減らす成分が含まれています。
EPAやDHAと聞くとサバやイワシといった青魚が有名ですが、マグロの脂身にも含まれていますよ。

EPAを多く含むのはすじこ、はまち、いわし、にしん、さばなど。
DHAを多く含むのは、本マグロ脂身、すじこ、まだい、ぶり、さばなどです。

また、なんといってもオススメは大豆製品です。
大豆は良質のタンパク質を含むほかに、レシチンがたくさん含まれています。
レシチンは血管の壁についたコレステロールを溶かしたり、動脈硬化を予防する働きがあります。

つまり、血行を良くする効果があるのです。
レシチンは、ほかにも細胞を包む細胞膜の材料になりますので、髪の毛を作るのに必要です。

頭皮環境を正常化「ビタミン」

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一口にビタミンを言っても、実に多様な種類があります。では、髪のために摂るならどれ?
まずは育毛目的で特に注目されているビタミン類とその効果をまとめてみました。
■ビオチン とにかく髪に良い!
毛髪や皮膚の健康維持
髪の寿命をのばす
皮下組織の毛細血管を太くして血流を上げる
皮膚全体(頭皮も!)の新陳代謝を活発化
育毛目的でビタミンを飲むならビオチンは特に重要。水溶性なので過剰摂取での問題は少ない。
■ビタミンB2・ビタミンB6 髪の生成を助ける・促す。
細胞の成長や生成を促進する
たんぱく質が髪になる働きを促進
育毛目的ではビタミンB2、ビタミンB6に注目が行きがちだが、ビタミンB1~12までバランスよく摂ることが望ましい。過剰摂取も問題なし。
■ビタミンE 若さ維持のビタミン
血管の掃除屋・若返りのビタミン
頭皮細胞を壊す過酸化脂質の生成を抑える
血管の保護や血行促進作用
ビタミンCと一緒に摂ると効果が上がります。髪には良いのですが、脂溶性なので過剰摂取にちょっぴり注意。(下記参照)
髪に良いビタミンまとめ
育毛目的でビタミンを摂るならビオチン・ビタミンB群・ビタミンEに注目して摂取する。特にビオチンは重要です。
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ビタミンB2・B6
ビタミンB2・ビタミンB6は細胞の代謝活動を促進する働きがあるため、十分な量が頭皮に供給されていれば毛母細胞の分裂活動も活発に行われるようになります。また、頭皮の皮脂分泌量のコントロールも行うため、乾燥や衝撃から頭部を守れるだけの皮脂分泌を助ける働きがあります。

ビタミンB2が含まれる食べ物:レバー、青魚、卵、大豆、乳製品、ウナギ
ビタミンB6が含まれる食べ物:肉類、サケ、マグロ、バナナ、ナッツ

ビタミンE
ビタミンEには血管の拡張作用があります。血行不良は頭皮への栄養供給を阻害しますので、ハゲ予防には効果的です。ビタミンC類と共に摂取するとより吸収効率が高まるといわれます。

ビタミンB2が含まれる食べ物:魚介類、ごま、マーガリン、植物脂

ビタミンの吸収効率を上げる「亜鉛」

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亜鉛の効果1,抜け毛が減る

亜鉛は髪の毛を成長させる成長ホルモンの分泌を助ける働きがあります。
また、タンパク質の代謝にはかかせないミネラルなのです。

亜鉛の効果2,髪の毛が伸びるのが早い

これも、成長ホルモンの分泌を助ける作用とタンパク質の代謝の促進によって髪が伸びるのが早くなるようです。

亜鉛の効果3,パサパサが改善

健康な髪では、表面がクチクラという、うろこ状の物質で覆われています。
ところが、亜鉛不足では、このクチクラの生成を妨げてしまい、すぐに切れる髪になるのです。

亜鉛の効果4,髪にツヤが出る

髪の色やツヤは、メラニン色素の量によって決まるのですが、亜鉛にはメラニンを生成する働きがあるのです。亜鉛不足だと、ツヤがなくなり、きれいな黒髪ではなく、ひどいと金髪になったりするようです。

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亜鉛不足だといくらタンパク質を摂っても、タンパク質が髪にならないんです。

つまり、亜鉛が不足すると抜け毛・薄毛・白髪など様々なダメージとなって頭皮に表れてしまうわけです。

亜鉛は効果が実感しやすい栄養素ですので、簡単にはじめられる育毛として特にお勧めの栄養です。

注意する点。大切なのはバランスです。

薄毛を気にしているアナタは、きっと「コレを食べなさい」と、
一つの食品を挙げて、特効薬のように紹介されることを期待しているでしょう。
その気持ちわかります。わたしも、そうでしたから。

けれど、まず、その焦りを捨ててください。
育毛には特効薬はありません。

また、これだけを食べ続ければ良いと書いてあったら、それはウソの情報です。
何か一つのものを食べ続ける「だけ」ダイエットが不健康なのと同じように、
何か一つだけを食べ続けて、健康を保つのは難しいからです。

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