年齢を重ねるごとに白髪が気になり始めた・・・とお悩みの方は多いのではないでしょうか。老けて見られるのは女性としてとても辛いことですし、周りにも相談しにくいですよね。ここでは白髪の原因と、今日から始められる対策をご紹介します。まずはできる事から始めてみましょう!
白髪の原因とは
メラニン不足が白髪を増やす!
白髪であれ、黒髪であれ、生まれたての産毛(うぶ毛)の状態の髪は、 色がついていません。
全ての人の生まれたての髪の毛は白髪です。白髪として生まれた産毛は髪の毛が伸びるに従って、色付け(日本人なら黒色)が行われます。
この白髪に色付けを行う絵の具のような細胞がメラニンです。
白髪の原因はこの髪の毛に色付けを行うメラニン量が少ないことに起因しています。
栄養不足だとメラニンは生成されません
「栄養の受け渡しがスムーズで、メラニン色素を生成⇒黒髪を保つ」
この流れがスムーズに行けば、白髪で悩むこともなくなるわけですが、年齢を重ねると上手くいかなくなると言われているんです。考えられる理由は、大きく分けると2つ。①栄養そのものが不足している
不規則な食生活、栄養バランスの偏りで、本当に必要な栄養を摂取できていない。年齢を重ねることで、代謝が落ちたり、ホルモンバランスを整えるためだったりで、今まで以上に栄養が必要になり、若いころと同じ食事では栄養不足になりがち。②頭皮に問題があり、栄養を受け取れない(上手く吸収できない)
白髪染めや頭皮環境の悪化(乾燥・頭皮が硬くなっているなど)で、届いた栄養を受け取れていない。刺激の白髪染めをずっと続けているような場合も要注意。
身近な食べ物で白髪対策をしよう!
内側からのケアが白髪に効く
髪に効果のある食べ物や栄養素というのはタンパク質、ビタミン、ミネラルの3つ。特に不足しがちなのはカルシウム、亜鉛、銅といったミネラルです。 カルシウムは、メラニンを生成するメラノサイトを活性化させてくれる栄養素です。牛乳や乳製品、海藻類、特にひじきはカルシウムが豊富です。また、髪の成長を促進させたり、細胞分裂を高める効果がある亜鉛も髪には不可欠なミネラルです。 亜鉛は、しじみや牡蠣、タコやエビなどに豊富に含まれますが、納豆にも実は多く含まれているものなんですね。
髪と頭皮の材料になるタンパク質は、豚足や鶏の皮、フカヒレ、うなぎなどに多く含まれています。